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退職後の雑感(63)

  「退職後の雑感、オリンピック」

 北京での冬季オリンピック、4日(金)の開会式から始まり、20日(日)の閉会式で終わります。
 17日の女子フィギャーのフリーを見ていて、優勝候補のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会、15歳)が、得意のジャンプで、信じられない感じでのミスを何度もしました。ドーピング疑惑のことが重くのしかかっていたのでしょうか・・・?!
 その結果、日本の坂本花織が、銅メダルとなった訳ですが、念願の銅メダルを取っても、何か、素直に喜べない感じですね・・・。
 ワリエワのコーチが、演技直後に、冷たく叱責していたのを、マスコミが非難していましたが、又、オリンピック会長(IOC)のバッハ会長も、そんなコーチを批判していましたが・・・根は、とても深いと思いますが・・・?!
 深掘りすれば、個人的な問題ではないことに気が付きます。
 まず、今のIOCの在り方ですね。ドーピングをした彼女を出場させた所から、IOCの責任を問われるべきだと思います。ドーピング何て、「オリンピックで重要なのは、勝つことでなく、参加することである。」と言った「クーベルタン男爵」が聞いたら、さぞかし、嘆き悲しむでしょう。
 それに、ドーピングが、国家ぐるみでなされているとしていたら、もう、それは、大大問題とすべきで、今後二度と起きない様に、IOCは、客観的な組織を設け、しっかりとしたチェック体制を作り直すべきですが、どうだったでしょうか・・・?!残念なことに、ドーピング問題は、過去にもありました。
 今回の北京での冬季オリンピック、人工的に雪を降らせたりしてましたが、環境は、大丈夫なのでしょうか・・・?!中国では、ウイグルチベット、香港など、大きな人権問題を抱えています。中国国内で何か事件が起きた場合、中国国民だと1秒で、外国人だと3秒で、誰かが分かり、7秒後には、捕まえることが出来るとか・・・?!
 マスコミは、日本にメダルを、日本に金をと騒ぎます。確かに、いい成績、いい戦いをすれば、国威発揚にはなるでしょう。しかし、当たり前ですが、皆が、平和な状態で、フェアーにプレイしての上での話です。
 共産圏のある国では、国を背負い、又、家族親族を背負い、将来の年金額にも影響を与えるとのことで、負ける訳にはいかず、ただ、いい成績をあげることが優先され、それには、やむなく、手段を選ばずって感じになるのでしょうか・・・?!
 一歩下がって、しっかりと考え直して見るべき問題だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=Nj3NFIDG0P8(←古舘伊知郎氏の意見)
https://www.youtube.com/watch?v=eacEa-LXocM(←古舘伊知郎氏の意見)

 (令和4年2月20日、記載)

 

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