「退職後の雑感、続・熊本地震」
8年前に記載した内容です。1回目よりも、2回目の方が、酷かったですね。そして、1回目で壊れた家屋が、2回目で、完全に壊れてしまったと言う感じになってしまいました。
その時に(4月17日に)、記載した内容です→
今日(17日)の夕方、熊本大学の先生の話がありました。気象庁と熊本大学の先生の意見、多少違っていました。その熊本大学の先生の話だと、14日のは、「日奈久断層」によると言うのは同じでしたが、16日のは、「布田川断層」でなく、「立田山断層」による可能性もあるとのことでした・・・そして、1週間以内に、8割の確率で終息するのではないでしょうか(余震の数が次第に減少傾向になっている・・・)、とのことでした。
今回は、今まで経験しない感じの複雑な力関係での地震って感じですね。まあ、東日本大震災も、想定外でしたが・・・。
今日(17日)の夕方の外来に、益城町の子どもが来ました。子どももかなり精神的なショックを受けていて、母親が、殆ど寝てないと言われていました。(家が崩壊しているので)私も、掛ける言葉が見つかりませんでした。
医療機関も損壊している所が多く、ノロウイルス感染症も流行っているとか・・・水も不足し、トイレも使えず、平常生活に戻れる目途が立っていません。
災害の多い日本、いろんな災害に備えて、普段から行政が、食事や水だけでなく、手軽に使える「テント」や「間仕切り」や「簡易トイレ」など、直ぐに使える感じにしておくといいと思うのですが・・・。
*写真は、16年前に撮った「熊本城」
(令和6年4月17日、記載)