日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

存在価値力・・・

 ある葬儀屋さんの話ですが、「人が亡くなった時、亡くなった人に対するその家の人間関係がよく分かる・・・」と言います。(それに、残されたお金でもめること、迷惑な事になりますが・・・)
 生前は、悪いところばかり目に付いていたのに、亡くなると、反対に、いい所ばかりが目立って来て・・・ってこと、よく言われますね。(←喧嘩する程、仲がいいってことも?!)
 そうですね、いつも目の前にしていると、客観的に見れないことが多くて・・・亡くなると、遠くから見る感じになり、客観的にその人を見れる様になれるのかも知れませんね。
 その人が亡くなった時、ホントの涙を流してもらえる人は、それなりの存在価値があった人だと思います。それは、その人が、他人の為にどれだけ影響を与えていたかによりますね。そして、死後も、しばしば偲んでもらえる人は、幸せですね。
 亡くなる時に、遺産を子どもでなく、ポンと社会の為に寄付して亡くなる人って、素晴らしいと思います。しかし、凡人にはそれが出来なくて、どうしても子どもに遺産を残そうとするケースが多いかと思います。(その後、沢山あればある程、相続で苦しむことになりますが・・・特に、子どもがそれを引き継ぐだけの器でなければ・・・反対に、お金でなく、その親のいい生き方を残した方が、本当のいい財産になると思うのですが・・・?!)
 「お金は、自分で真面目に稼ぐもの」、これが原則で、努力せずして得たお金は、泡の様に直ぐに消える傾向にあります。それは、周りを見ればよく分かることだと思います。
 宝クジって、その確率って、凄く低いんですが・・・それを信じて年末にも、夢を見て買っている人が多いのすが・・・例えば、1億円の宝くクジが当たる確率何て、1000万人の東京都民が1枚ずつ買ったとして、その内のわずか1人しか当たらない確率になっていて・・・その人が、交通事故に遭う確率の方が高い訳で・・・よく考えれば、コツコツと努力して1億円貯める確率の方が遥かに高いことになるのですが・・・?!それに、高額な宝クジに当たった人のその後は、金額が大きければ大きいほど、悲惨な例が多い様ですが・・・?!
 地方の病院では、ある先生が大学に帰ってしまうと、患者さんが一時的に少なくなります。熱心な先生であればある程、その落ち込みがひどくなる傾向にあります。又、その科に大学からの派遣がなくなってしまって、代わりのドクターも不在となると、今までの科の存続の有難さがよく分かる様になります。
 人だけでなく、いろんなものや制度も、同じですね。失ってやっとその有難さに気が付くことも多いですね。
 「いつまでもあると思うな(親の金・平和日本・日本の財源・日本の年金制度・日本の保険制度・・・・)」

(写真は、平成26年11月、京都水族館で、孫と一緒に)