日本の心・さいき

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子育て(その2)・・・

 一代で大成し、大金持ちになったある会社の社長さんが、目頭を押さえながら、「息子が、せめて、人様に普通に顔を向ける程度までなれれば、私は、どんなことでもします。例え、財産が全くなくなって、無一文になっても構いません、この子さえ立ち直ってくれれば・・・」って感じで、それ相応の医療機関に相談に来るケースもあるのです。 
 就寝中に、父親が、子どもから金属バッドで殴られる痛ましい事件もありましたが・・・。
 「子育て」何て、一度限りで・・・その年齢に応じて、その子に合った適切な環境を与えて上げるべきで・・・まだ、未熟な親の判断で、子どもの立場を考えないで、いろいろと、親の欲で子どもに強いるのって、どうかなって思うことが多いのですが・・・?!(←その子どもなりに、向き不向きもありますから・・・)
 子どもって、良く見ると、産まれた時から個性がありますね。大きな声で力一杯に泣く感じの子、絶えずよく動く感じの子、常に母乳を欲しがる感じの子、寝てばかりって感じの子・・・実に、いろいろです。
 親も、初産だと、起きていても、眠っていても、心配で・・・インターネット依存症だと、更にそれが加速されて・・・子どもにとっては、やはり、親が自信を持っていて、ゆったりとした気持ちで育てて欲しいと願っていると思うのですが・・・?!
 そう言う私にしても(小児科医なのに)、子どもの子育てに関しては、反省しきりですが・・・→
 長女の時は、仕事で忙しくて、良く眠ってばかりの子だなあと言う思いが今も強くて・・・→しかし、よーく考えてみると、夜、22時過ぎに大学から帰ることが多くて(←住んでいるアパートは、道路を隔てて病院の前にありましたが・・・)、それに、朝も、早くから家を出ることが多くて・・・やっと休みと言う土日にも、病院で仕事したり、開業医でのバイト(小児科医の代診)や(衛性看護科の)講義に行ったりして・・・たまに日曜や祝日で、時間が空いた時に、長女を抱いて、しっかり顔を見ていましたが・・・?!
 そんな環境でも、長女はスクスクと育ち、自立心の強い子になり、高校3年生をアメリカで過ごし、日本での受験勉強をすることなく、アメリカで、大学→大学院と進み、今、ニューヨークでカイロプラクターとして夫婦で逞しく開業していますが・・・英語も、長女には、私が教えたことはなく・・・今考えると、私の英会話の先生(←アメリカ人が多かったのですが)が私の自宅にしばしば来ていて、そこで、私たちの英語だけの英会話レッスンを聞いて、それで、無意識的に刺激を受けたのではないかと思っているのですが・・・?!
 (長女とは、歳が少し離れて、次女と長男が、故郷の佐伯の私の勤務するN病院で産まれましたが・・・)
 次女の時は、私も親として少し賢くなっていて、長女の時よりも育児に関心を持つ様になり・・・胎教が大切だと強く思う様になって・・・自宅に有線を引いて、しばしば、音楽を流していました。
 そのせいでしょうか、次女は、小さい時から、メロンパンの歌を上手に歌っていて、音楽まっしぐらって感じで、芸術系の学校に行き(大分県立芸術〇〇〇高等学校)、大学も、音楽大学(〇〇〇〇音楽大学)に行き、そして、今は、プロのヴァイオリン弾きになっていますが・・・。