日本の心・さいき

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子育て(その3)・・・

 「人生万事塞翁が馬」が、一応、私の座右の銘と思っているのですが・・・これって、「子育て」にも当てはまると思っています。
 「子育て」に関しては、他人に頼ってばかりで、親が楽しては良くないですね。手を取るべきで、「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」、「苦は楽の種・楽は苦の種」ですね。
 「子育て」も、永いスパンで考えるべきで・・・→人生80年(将来は、100年近くになる?!)、あまり目先の事ばかりに囚われていると、「墓穴を掘る」ことにも、なり兼ねないですね・・・?!
 長男が産まれた時に、私の書いたものを見ると・・・→
 ・・・人は何故子どもを産もうとするのだろうか?子どもの為でなく、自分たち(親)の為に産む様な気がしてならない。この住みにくい世界に生まれて来て良かったと思わせることの出来る親にならなければいけないと思う。いろいろ考えると難しくなるが、私に男の子が目出度く出来たことだけは確かであり、周りの人は、この子にいろんな夢を託すだろう。(私の両親の孫は、初めが男で、次から9人目までが全て女で、10人目のこの子で、やっと男となりましたが・・・)
 頭のいい子になってもらいたい、性格のいい子になってもらいたい、外国語がペラペラ話せる子になってもらいたい、国際感覚を持った子になってもらいたい、ピアノの上手な子になってもらいたい、運動神経の発達した子になってもらいたい・・・更には、若い時に、苦労させたい、許されれば、何度でも若い時に失敗させたい・・・など。
 しかし、次の三点に極力注意すれば、いい子、更には、立派な社会人になれると思っている。
1、期待を掛けないこと.
2、親より偉くなれと言わないこと。
3、金・財産を子どもに残さないこと。
 まあ、今読んでも、最後の3つのことは、今でも当てはまると思っていますが・・・。
 又、長男が3歳になった時、「父親の役割」と題して、以下の如くに書いていますが・・・→
 ・・・自分は、子どもが産まれて、父親と言う立派な仕事をもらって、既に10年以上も経って・・・この歳(40歳)になって、やっと、父親たる仕事に付いて真剣に考える様になってきている。多くの事には、ライバルが付きまとうが、いい父親になるのに、ライバルは必要ない。又、いい父親になったからと言って、世間から感謝状一枚来る訳てもない。親の教育が良かったかどうかは、その子どもが、その子どもの子どもを上手に育てられて初めて言えること・・・となると、子育ての成果は、まだまだ先にならないと分からないはず。 (←今読んでも、そう思いますが・・・。)
 仕事ばかりしていては、何も子ども達に残せないと思い(お金や財産を残す気は、全くないので)、長男が将来生きて行く上で、2つの事が大切だと思い・・・→それは、「精神(心)」と「肉体(体力)」で・・・精神鍛錬には、「茶道」が一番いいと思い、小学校3年生の時から中学に入るまで、ミッチリと私が教えましたし・・・「体力」に関しては、長女の小学校の担任の先生が、「極真空手」の先生であったこともあり、その道場に通わせました。