日本の心・さいき

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子育て(その6)・・・

 「子育て」と世間ではよく言いますが・・・私の子育てを考えても、更には、沢山の親御さんと子どもさんに接した経験から・・・→実際は、「子育て」をして「親育て」をしているのでは、と思っているのですが・・・?!
 つまり、「子育て」と言いますが、子どもを育てる過程で、子どもからいろんな貴重な経験させて頂いて、それで、社会人としてよりいい大人になっていると言うことではないでしょうか・・・?!
 土台、親が思っている様に、子どもは育ちませんね・・・親が、表向きは良くても、陰で他人の悪口をしばしば言っていると、そんな所ばかりが親に似たりして・・・小さな子どもは、まず、模倣しますから・・・子は、正に、親の鏡ですね。
 私も、「子育て」をする上で、3人の子どもから、いろんな事を経験させられました。
 私自身が大学受験で苦しんだこともあって、ついつい、人を評価する時、学歴で見る所がありました。いい学校を出ていれば、それなりに頭がいいはず、いい学校を出ていると、それなりに人間が出来ているはずって感じに思う傾向にありました。
 それが、閉鎖的な医療の世界に入って、いろんな人を見て来て、人の評価の仕方が変わり、オ〇〇真理教徒の幼稚な言動を見て、又、大きく変わり、更には、私の子どもから、根底的に変えられました。
 ある時、息子から、「お父さん、僕のなりたいものになっていい?」と尋ねられました。で、私は、「もちろん、〇〇の人生で、お父さんの人生じゃないから・・・自分の人生は、○○が決めるしかない・・・」と返事をしました。その時、息子は、「ヤッター!」って顔をして、とても嬉しそうでした。
 息子は、学校での成績の悪いことを気にしないタイプでしたが(←家内は、もう諦めの境地って感じでしたが・・・?!)、好きなこと(音楽)には、一生懸命にするタイプで・・・大学に行かずに、専門学校に行きました。
 高校では、バンドを組み、ライブハウスで、時々、エレキギターを弾いていましたが・・・(最後の卒業判定会議まで行って、やっと、何とか、留年せずに高校を卒業出来ましたが・・・)。
 そんな息子でしたが、高校生の時に、自分から積極的にコンビニやレンタルビデオ屋さんでしばしばバイトをしていて、社会勉強をしっかりしていました。
 で、私に次の様に言ったことがありました・・・→「ネクタイして身なりがピシッとしている人なのに、こっちが一生懸命に順番通りにしてるのに、それを無視して、まだかって顔をしてせかす人がいるかと思うと・・・仕事場の服の延長みたいなよれよれの身なりなのに、頑張ってるねえと優しく励ましてくれる人がいたり・・・ホント、人って、身なりや肩書と中身、全然関係ない・・・」と。(←そうです、息子の言う通りです!)
 又、「喧嘩時々するけど、お父さん、心配しなくていい。喧嘩しても、そんな人と、必ず仲直りしているから・・・」と。(←いつまでも、根を持たない何て、立派な大人だなあ・・・)
 東日本大震災では、自分の意志で、10回前後、夜行バスに乗って、ガレキ撤去のボランティアに行っていたみたいだし・・・(←私は、そこまで出来なくて、アチコチで演奏するのが精一杯でしたが・・・)。
 今は、仕事と音楽を両立させて、とても忙しそうだけど・・・CD3枚目を既に出したはずなのに、父親の私、まだ、手にしてないんだけど・・・。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/137(←子育て論)