日本の心・さいき

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地方議員の経費・・・

 今の日本、格差がどんどん広がって、生活が苦しくなっている人が多くなっていますが・・・そんな中で、政治家の実態をよく把握している人、少ない様に思いますが・・・?!(投票率も低いのですが・・・)
 つい最近、慶応大学大学院教授で、元官僚で、テレビによく出演している「岸博幸(きしひろゆき)」さんが、林修先生の出演番組で、地方議員の経費に付いて説明していましたが・・・→
 兵庫県議会議員であったN氏の号泣を何度もテレビで見ましたが・・・彼は、「政務活動費」の使い方に付いてのマスコミの(鋭い)質問に対して上手く答えられませんでした。
 N氏の場合、議員として給与月額84万円×12カ月=1.008万円と期末手当375万円以外に、「政務活動費」として、年間、前払いで(!)600万円支給されていました。
 それ以外に、「費用弁償(ひようべんしょう)」として、「政務活動費」とは別に、議会への交通費や出張旅費などの手当てが出ます。(←エッ、議会に出ると、日当が出るんですね!議会の日数が延長すればする程、どんどん多くなって・・・)。
 で、年間の会議日数は・・・→
・国会・・・約200日
都道府県議会・・・約100日
・市議会・・・約80日
 となっています。
 それに、地方議員の場合は、別の仕事を持って稼いでいてもいい(兼職可能)ことになっています。
 地方議員の費用は、「本来の給与」+「政務活動費」+「費用弁償」で、それが議員生活4年間となると、N氏の場合・・・→約1億円近い金額となりますね・・・?!(←全て、汗水垂らした人たちの税金ですね!)
 で、議員の仕事とは、大きく2つあって、「政策提言」と「行政チェック」ですが・・・「政策提言」に関しては、市長が116件提出したのに対して、議員が提出したのは、わずか11件になっていますが・・・?!
 日本程、地方議員がお金を沢山手にしている国はなく、地方議員と言えば、海外ではボランティア的意味合いが強く、それに、人数も少ないですね。例えば、東京都議会議員125名に対して、ニューヨーク市会議員は、51名となっています。
 有権者は、もっと地方議員をしっかりと見張って、ホントに選ばれてふさわしい人を選ぶべきですね。給与を全て寄付していた市長さん、佐伯市にもいましたが・・・!