日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ラベリング効果・・・

 「ラべリング効果」と言うのがあります。
 ある父親が、尻を叩いて子どもに勉強させようとしている母親に向かって、「親が大したことないんだから、どんなに頑張っても、たかが知れてる。俺の親は、そんなに悪くなかったみたいだけど、俺は、全く駄目だったから・・・お前(母親)も、そんなに良かったか・・・?」と言っているケースを目にしたことがありましたが・・・?!
 又、逆に、「お父さんも学校で一番(←昔のど田舎の少人数の尋常小学校で)、お母さんも学校で一番(←やはり、ど田舎の昔の少人数の尋常小学校で)、お前も、頭のいい者同士の親の遺伝で頭がいいはずだから、やれば、出来るはず・・・!」何て暗示を小さい時から掛けられて、その気になって頑張って、グングンと成績を上げて行ったケースも・・・?!
 変なレッテルを貼られて、可哀想な人もいますが・・・広くは、こんな現象、「ラべリング効果」と言うらしいのですが・・・→
 日本が2−1で敗れた「コートジボワール」戦、解説者の多くが、「本来の力を出し切れてなかったから負けた、本来の力を出していれば、もっといい展開になって、勝てたと思う。次のギリシャの試合は、必ず勝つでしょう・・・」って感じで言われていますが・・・?!
 まあ、客観的に見て、世界ランキングは、ギリシャやコロンビアの方が上ですから、負けても当然と私は思うのですが・・・感情的にそう思いたくないので、自然と、勝つ感じの言い方になるでしょうが・・・?!
 第二次世界大戦の時も、最後に、必ず神風が吹いて、日本はアメリカに絶対に勝つはず何て思っていた人、多かったみたいですが・・・?!
 平成24年の5月にパリに1カ月滞在した時、世話をしてくれた人・・・→日本で上手にサッカーをしていて、これで、フランスのサッカーチームで将来活躍しようと思って、フランスに来たとのことでしたが・・・日本とあまりにも違う(!)レベルの差を知って、断念していました(←現在、パリのアマチュアのサッカーチームで活躍していますが・・・)?!
 イラク戦争の時も、イラク側の幹部が、報道陣に「アメリカには、絶対に負けない、イラクの力を見せてやる!」って感じで言われていましたが・・・?!
 この「レベリング効果」、いろんな所で、いい面で上手に利用すると、いい効果が思った以上に、出るかと思いますが・・・?!

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1466571329

*写真は、平成24年5月28日に、パリの郊外で撮ったものです。