日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

私の提案(その2)・・・


 「バングラデシュ」と言えば、世界で一番貧しい国と言われていますが・・・以下は、実際にそこで滞在しての私の感想です。(日本に留学していたAPUアジア太平洋大学の学生さんから1年半余ベンガル語を教わり、その学生さんの声をテープに吹き込んで持って行き、ダッカにあるその学生さんの家に15泊ホームステイさせて頂きました。)
 首都ダッカでは、車を持っている上流の家庭は1割、中流の家庭は約4割ほどで、中流の家庭では、(その家には、クーラーはありませんでしたが)テレビも新聞も水洗トイレもあり、女中さんも複数いました。ダッカ大学には、糖尿病の専門外来もありました。
 実際にダッカにある学校に行くと・・・小学生になる前から、ベンガル語と英語を同時進行で教えていました。正に、私にとっては、想定外の驚きでした。
 バングラデシュの政府の考えは・・・→国の発展に最も大切なもの、それは・・・→「子どもへの教育だ!!」と気が付いているのです!
 確かに、ダッカでも、約半分程の人が貧乏です。電気もつかず、トイレも整備されてなく、貧しい生活を余儀なくされています。そんな家の子どもたちは、早朝から、ゴミからモノになりそうなものを探したり、道端で花を売ったりしていました。
 どこも子どもで溢れかえっているって感じでした。正に、私が経験した戦後直ぐの日本の姿に似ていました。しかし、ダッカには、海外の大都市の様なデパートもありましたし、車も走っています。
 バングラデシュでも、子どもの教育が次第に実を結んで、いつかは、戦後の日本の様になるだろうと思いました。
 豊か過ぎての中で子どもを教育するのは、至難の業と思っています。日本が如何に恵まれているか、それは、海外に行けば良く分かることです、いや、実際に海外に行かないと分からないと思っています。 (車を洗う水と畑にまく水と飲む水が同じだ何て、東南アジアの大半の所では、驚きですね・・・)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060727/3