フィリピンのスラム街に住む16歳の独りの青年の力が・・・→
5月6日の「世界を変えるテレビ」で、そのことが紹介されていました。
いじめにあっていた青年「エフレン・ペニャフロリダ」君が、何と、彼なりに画期的な方法で、いじめを止めさせ、その地域からギャングに走る子どもも失くしていった話です。
世の中、ここに限らず、競争は格差を生み、貧困は不正を生みますね・・・それでは、いつまで経っても、人類は、幸せになれません。皆が幸せなってこそ(共生)、本当の幸せが掴めるのですから・・・?!
貧困であれば、いい教育を受けられません。世の中には、識字率の割合が、国民の半分にも達しない所もありますから・・・。いい教育を受けていなければ、仕事にも就けません。そうすると、貧困になり、やむを得ず、その中には、不正に手を出すケースがあっても不思議でないですね。
しかし、日本で昔から言う「読み・書き・そろばん」が出来れば、仕事に就け、それで生活費が稼げ、更には、その子が親になれば、その子どもにも、ちゃんとした教育を受けさせることになり、どんどんいい循環が生まれますね。
そう考えた「エフレン」君、何と、16歳の時に、慈善団体を設立し、手押し車で(その上に乗せた大量の教科書などを使って)、子ども達に出前講義を始めたのです。
(初めは、お菓子をあげたりして)試行錯誤する内に、次第に、子どもの心を掴み、ギャング団の子ども達も加わることとなりました。そして、その輪がどんどん広がって行ったのです。
スゴイですね。タイやインドネシアの観光地に行くと、小さな子どもを使って、商売をしているケース、沢山目にします。それって、常態化して、そこでは当たり前って感じになっているんですが・・・観光客がそんな子ども達が売る物を買っても、それ自体は、一向に改善しないんですね。やはり、お金より、自立できる様にする方法を考えないと・・・→それは、教育ですね。
教育にお金を使うのは、ユダヤ人ですね。ユダヤ人、教育には惜しげもなくお金をつぎ込むのですが、遺産を残すことはあまりないとのことですが・・・?!ヨーロッパの貴族も、稼いだお金や財産を、最後は、世の中の役に立てばと思って、子どもに残すことなく寄付する例が少なからずあると聞いていますが・・・?!
アメリカの軍事費の半分を使えば、世界の貧困がなくなるとのことですが・・・?!
http://diamond.jp/articles/-/45055
*写真は、2005/1/22〜2/8。バングラデシュのダッカで(ベンガル語を教わったAPUの学生さんの家で)ホームステイして、独りでの篠笛・和太鼓演奏旅行した時のものです。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060727/3