日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

教育と医慮の問題点・・・

 橋下徹大阪市長が、教育委員会の改革をしようとしていますが・・・それに関して、私は、大いに期待しているのですが・・・。
 昔、佐伯中学(今の私の母校の佐伯鶴城高校)に入学させる為、(教師だった)父は、受験したい人を特別に特訓をしていた。それに目出度く合格して、親子からお礼を言われる時、一番嬉しかったと言っていた。もちろん、お金は、どんなに言われても、一切もらわなかった。
 自分が小学校3年生の時、担任が、出来ない子を一人残して、その子が皆と一緒に理解できない所を教えていたのを何度か見ている。
 昔は、正に、「教師は聖職」だったなあ・・・。そんな教師も、決して、給料がいい訳ではなかった(今は、とても改善されていますが・・・)。
 教育に関しては、お金が関与しないところで、教師が尊敬され、教育がしっかりとなされていた。今は、どうでしょうか・・・→お金がないと、いい教育が受けられない傾向にあるのでは・・・?!
 医療に関しては、どうでしょうか?
 自分の小さな地区に、医師が幸いにいた。大人から子どもまで診ていて、軽い怪我の人も、上手に縫われていた。スクーターに乗ってしばしば往診し、夜でも、起きて診ていた(私も、クループで、父に背負われて夜遅く受診したことがあったけど・・・)。正に、「医は仁術」って感じだったなあ・・・。今は、どうかなあ・・・?!
 昨日、小児科開業医のベテランの先生の講演があった・・・診療や救急で忙しいのに、地域の保健活動や(医療関係者の)教育活動にも熱心で(看護専門学校の生徒も、ここで全員が実習している)、学会の世話役を先頭になってしていて、正に、孤軍奮闘って感じの立派な先生。しかし、経営的には、(少子化や予防接種や治療の改善で)患者数が半減し、とても厳しいと言われていた。
 自分にしても、(19床で頑張っていたけど)採算が合わなくて、8年半余で閉院してしまった。
 この調子だと、もう、田舎で小児科開業何て、絶対に出来っこないなあ・・・親が家と土地を持っていなければ、いや、そうであっても、維持は無理・・・?!