日本の心・さいき

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武士道・・・

 NHK教育テレビで、「武士道(4回シリーズ)」の放映が(2月2日に)あり、その1回目での内容(を中心に以下に)・・・。
 欧米の「騎士道」に対して、日本人には、「武士道」がある・・・?!
 江戸時代、武士は「士農工商」制度で、戦闘がなければ働かない感じでの支配階級だった。働かなくても食べていけるのは、年貢を納める人がいるから・・・→武士は身分が高いがゆえに、普通の人以上に厳しい義務倫理にしばられるべきとの考えになっていた。
 久留米藩士の「真木和泉」は、「義」に付いて述べている。
 義(正義)はたとえて言うと、人の身に骨があるようなものである。骨がなければ首も正しく据わることができない。手も足も動かないし、足も立つことができない。だから、人は才能があっても、学問があっても、義がなければ世の中に立つことができない。義があれば、無骨で不調法であっても、武士たる資格がある。
 義があっても勇(勇気)がなければ、実行に移せない。義と勇は離れ難い関係にある。義でない勇は、本当の勇でない。
 主君の命令は絶対であったが、武士は、主君の奴隷ではなかった。主君の間違った考え方に対しては、本物の武士たちは、命をかけて己の気持ちを訴えた。
 嘘をつくことやごまかしは、恥ずべきこととされていた。武士たちは、己の正義に値するものに対して忠義を誓っていたのである。
 「義を見てせざるは勇なきなり」
 武士は銭勘定を嫌った。銭勘定は損得を追求する行為だから。商売は商人たちに任せて、武士は、人々の模範となる生き方を追求した。
 「武士に二言はなし」
 「武士は食わねど高楊枝」
 ・・・ムムッ、日本人の武士道って、日本人の心の故郷(ふるさと)って感じで、素晴らしいなあ・・・。 

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20110208/1