日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

社会保障費・・・


 社会保障費にどれくらい使われているのでしょうか?
 (2008年だと)医療に30兆円、年金に50兆円、福祉に15兆円、合計95兆円となっています。(この内の高齢者向け支出が全体の70%になっていますが・・・。)
 2025年には、95兆円→141兆円にもなるとのことですが・・・(←大変・大変・大変です!!)。
 生産労働人口の割合が既にどんどん減少しています。このままでいいのでしょうか・・・?!(←いい訳ない!)
 生活保護の人の数が200万人を超えました。掛かった医療費が無料の人がどんどん増えています。
 若い人が一生懸命に働いても、(国民健康保険料などを払うと実際の)手取りが生活保護者よりも少ないことが問題になっています。
 医は仁術が、今や、仁術だけではやって行けない時世になっています。それは、私的な医療機関だけでなく、公的な医療機関も同じです。
 日本は、世界に誇れる「皆保険制度」を取っていますが、このままでは、これがずっと先々まで維持できるとは思えません。(・・・←根本から仕組みを変える大改革が必要でしょう・・・)
 どうしたらいいのか、多いに討論をして、策を早急に練って実行に移すべき時です・・・。

以下は、現場の医師の声ですが・・・

その1)○○病で、お金が要らないものだから、ちょっと頭が痛いと言うだけで、「先生、CT撮って下さい・・・」何て、外来で言われる。風邪気味だと、直ぐ来て、「点滴して下さい・・・、検査して下さい・・・」と言われる。

その2)○○でお金が要らない関係か、いつでも遠慮なく来る。何故時間内に来れるのに来ないのか?

その3)若い人で、経済的な理由で、医療機関にちゃんと掛からない(と言うより、掛かれない・・・)。仕事の関係で、生活が不規則で、食事もちゃんと摂れてない。とうとう行きついてしまって、病院に来た時には、そうとう進んでいて、透析になってしまう例、あるんですよ。若い人の透析、大きな問題ですね。

その4)まだ仕事が出来るのに、○○病と認定されて、仕事しなくて、公のお金をもらって遊んでいる感じの人、います・・・。そんな人を沢山抱えていて、医療機関が成り立っているケースがあるとしたら、これも、問題だなあ・・・。

その5)今の開業医は、苦しいですよ。前もひどかったけど、今は、もっとひどい。真面目にしようとすればする程、自分の首を絞めることになる・・・。

 医師の自殺は、一般の人より高い。現場の声がマスコミに出て来ませんが・・・何故かな?!

*写真は、宿泊施設の愛夢里の中で撮ったもの。