日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

1時間・・・

 中高年の女性に人気のある鹿児島県出身の「綾小路きみまろ」氏(60歳)・・・→ネタ探しに苦労していて、1時間の演出前に緊張している様子が放映されていた。
 お客さんの顔色を伺いながら(反応を見ながら)、この先、どう進めていくべきかを考えるとのこと。・・・←大変だなあ。故・林家三平氏も、傍から見ると、スラスラと直ぐに面白いことが出て来て言える感じだったが、実際には、ネタ探しで苦労していた様だ。
 何でも、初めは、受けることが多い。しかし、それから先が問題だ。芸人の場合は、それからが試練の連続となるのだ。
 笑いが免疫力を高めることも次第に明らかになりつつある。脳は、常に安定していると、活動が鈍くなる。3割は、不安定の方がいいらしい。(・・・←難しいなあ・・・)
 予想と全く反対の方向に行く感じで、意外な展開になると、落語にしても映画にしても、とても面白く感じるのかな?・・・→と言うことは、決められたコースで、予想通りに行くとなると、面白くないということになるのかな?!(←人生も、そう気楽に思えればいいのだろうが・・・?!)
 自分の場合も、1時間の演奏の中で、無意識的に観客の反応を見て進行している。
 具体的には、・・・→老人施設での1時間の演奏では・・・初め、篠笛演奏をする。皆が知っている曲(荒城の月、さくら、黒田節など)で、皆が歌い出せば、出足好調となる。いろいろ曲名を変えて演奏しても、反応がも一の時、サッと盆踊り太鼓に変える。
 盆踊り太鼓を打つと、いろんな反応が見られる。その場(イスに座ったままで)で、手を動かしている人が出てくる。皆の前で踊る人も出てくることがある。手拍子する人は多い。
 しばらくして、・・・少し飽きられたなと思ったら・・・→(こちらも直ぐに笛が吹けないので)ハーモニカを演奏。ハーモニカ演奏の最後の曲は、「ふるさと」。これは、殆ど皆が一斉に歌ってくれる。
 そして、拍子木で、337拍子や1本締めをして、(少し私も息使いが正常化した所で)テープのピアノと合わせて演奏(2曲〜4曲、笛の2重奏って感じになるが・・・)。
 その後、古賀政男メドレー4曲を演奏して、状況を見て、「君が代」「島原の子守唄」「赤い靴」「青葉の笛」「月の砂漠」などから選んで、篠笛の最後の曲にして吹く。
 一番最後に、自分の持ち曲の「飛翔」を太鼓で10(〜15分間)演奏。近頃、体力不足で、10分前後で終わることが多いですが・・・。
 トークに笑いを入れるといいのでしょうが(これからの自分の課題かな?!)。
 ・ある仕事マンが奥さんから言われたそうな・・・「あの世に行ったらずっといつまでも眠れるんだから、目を開けられる時は、もったいないので、出来るだけ目を開けて働きなさい!」と。
 ・きみまろさんの話では・・・「恋愛は、病気みたいなもので、初め熱が出ます。が、しばらくして、熱が冷めます。しかし、せき(咳、籍)は、それから簡単には抜けませんね。」と。
 1時間、お年寄りの方を飽かさない様にして聴いてもらえるのは、それなりに、難しいことだといつも思っています。
http://www.youtube.com/my_videos?feature=mhum