日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

動きが止まった・・・?!


 8月10日(水)、有明町にある特別養護老人ホーム「麗洋苑」に行った。13:05に出発して13:40に着いた。細い路地を通って山の中を行った・・・→中に入ると、部屋の間取りが明るくて、活気に満ちていて、大きな施設で驚いた。多くの人が、機敏に動いていて、大広間には、立派なステージがあった。中学生も、数人いた。
 ステージの前に既にイスが並べられていて、ステージの上で用意をしている時、車イスの人などが、次から次へと集まって来た。14:00に一応用意が終わった時点で、既に8割以上の席が埋まっていたので、(待っているのも退屈だろうと思って)本番で演奏しない曲を中心に、篠笛で軽く演奏を始めた。
 1人、ステージの横を走り回る70歳前後(?)の女性がいて、職員の人が追っ駆けていた。しばらく、その追い駆けっこが続いていて、どうなるのかなあと少し心配していた。「黒田節」や「花嫁人形」や「枯れすすき」や「宵待ち草」や「島原の子守唄」や「赤い靴」などを吹いた。太鼓もちょっと打ち、ハーモニカも、ちょっと吹いた。
 14:20から50分間と言われていたので、14:20になってから、本格的に始めた。
 1:篠笛→「さくらさくら」を3通りの方法で演奏。「悲しい酒」などの古賀政男メドレー4曲演奏。「佐伯小唄」を演奏。2:盆踊り太鼓→「ばんば踊り」と「河内おとこ節」と「きよしのズンドコ節」を演奏。3:ハーモニカ→「ふるさと」や「仰げば尊し」など、数曲を演奏。4:篠笛→「月の沙漠」と「青葉の笛」を演奏。テープに入れたピアノでの「荒城の月」と共演。5:和太鼓→持ち曲「飛翔」3部構成をバチを3回換えて、15:10まで演奏。
 さっきまで走り回っていた人は何処に?・・・→正にその人が、ピタッと動きが止まっていて、大人しく最後まで同じイスに座って聞いくれていたのだ・・・これには、ビックリ!(・・・←和楽器は、確かに、鎮静作用があるなあ・・・?!)
 演奏で、何か抜けているなと思っていたら、「一本締め」をするのを忘れていた(盆踊り太鼓を打つ前に、皆の前で、タスキを掛けるが、これをよく忘れたり、最後の太鼓演奏の時に、そのタスキを外すのだが、それも忘れることあり)。自分の場合、1時間がセットになっているので、10分削ると、少し調子が狂う感じになるみたいだ・・・?
 マイクを全く使わなかった。音響がとても良かった。篠笛、全くの自然体で演奏出来、こんなに上手く演奏出来たこと、今まであったかなあ・・・。
 最後の「飛翔」の時には、シーンと静まりかえって、皆真剣に聴いていたみたい・・・終わってもそこからなかなか立ち去ろうしない人が多かった・・・。
 演奏を終えて道具を袋に仕舞い込んで直ぐにタクシーに乗って、16:00前に龍ケ岳町の自分の住むアパートに着いた。
 暑い中、8月での天草での自分の熱い演奏が無事に終わった。
 14日から、又、佐伯で、いつもの盆踊り太鼓だなあ・・・。9月には、恒例の「きららの里」での「夕涼みの会」(での篠笛演奏)、上天草市の大イベントの「五橋祭」(での太鼓打ち)があるなあ。