日本の心・さいき

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オーストラリタ滞在(11:小児科医)

 医師(限定の)掲示板に、「小児科当直は、産婦人科当直の数倍はきつい 」と題して内容が書かれていた。
 産科小児科医と自称する先生は、産科婦人科専門医を取得してすぐに小児科に転科して、現在は小児科開業医をしているとのこと。医師会の掟である夜間小児科診療に参加しながら、周辺医療機関からの要請に応え 、数か所で産婦人科当直もしていての感想。・・・→「同じ人間が両方をやっていますので断言できますが・・・→小児科当直は産婦人科当直に比べて数倍はきついうえに、当直料は安い。病院小児科 が不採算部門であることは承知していますが、そろそろなんとかしてあげないといけない時期に来ているのでは。」との内容でした。
 (医師の中には、こんな人もいるんだなあと、驚くと同時に、小児科医の苦労がしっかりと暴露されて、嬉しく思いました。)
 以下は、(私が)それに同感して追加した内容。

 小児科医は、労多くして報われないと前から言われています。病院側からの医師募集の給与を見ても、外科や内科や産婦人科と比べると、低いです。又、医師側から要求する希望の給与も、少なくなっています。しかし、小児科医は、それでも、あまり文句を言いません。子どもを診るのが好きで、大人しい人がなっている(?)こともあるかと思います。そんな私も、時間外、殆どお金をもらわずに、診てきていますが・・・。小児科何て、売上多くなくても、時間外によく呼ばれます。それに、訴訟は少なくても、トラブルは日常茶飯事です。産科の先生が、「生まれさえすれば、後は、小児科の先生がしてくれるので、何とかそれまで・・・」と言われたことがあります。年末に小さな未熟児が生まれて、年末年始ずっ と泊まり込んだことも何度もあります。実際に、それを経験してないと、このことは分からないと思いますが、多くのそれに携わっている小児科医は、何故か、声高に言いません。(諦めている・・・?) 小児科の場合、患者さんが悪いと、毎日当直みたいなものです。主治医が深夜行かないと、患者さん側が納得しませんので。それでも、小児科医を進んで選ぶ人で、何とか、日本の小児医療が(新生児・未熟児医療を含む)やって行けていますが、今からは、どうでしょうか・・・?私は、もう、60歳過ぎで一応退職していますので、もう、頑張れません。(それでも、時々、新生児を含む小児救急をしていますが・・・)。(原文のまま)
*現在、写真の右中のホテルに宿泊。