日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

救急の日・・・

 大阪の近くを通った台風の爪痕、今も、大変です。北海道も、震度7地震で、全世帯で停電となったりで、大変です。京都には、長女の配偶者の両親がいますし、釧路には、まだ産まれて2ヶ月しか経っていない長男の配偶者の子ども(私の孫)がいます。とても気になります。
 そんな暗いニュースの中で、大阪なおみさんが、セリーナを破って、2−0で見事、4大大会の一つで、日本人として、初めて優勝しました。
 錦織圭も大阪なおみさんも、日本人でも、アメリカでテニスが上手になっています。正直に言えば、遺伝子は日本人でも、環境は、アメリカ人と言えなくもないですね。
 錦織圭は、準決勝で、ジョコビッチに負けましたが、まだ、今から彼と何度も闘う訳で、それなりに楽しみです。
 大阪なおみさんは、20歳と、まだ、若いので、今から活躍出来そうで、期待が出来そうです。
 今日は、「救急の日(9月9日)」です。(前勤務の)上天草総合病院では、毎年、全員が、(消防署の人の指導で)救急蘇生の実習をしていました。今の日本、どこで、どんな救急時の対応が必要とされるか、分からないですね。
 昔は、救急ばかりって感じで頑張っていましたが、もう、来年70歳の歳にもなると、頑張りたくても頑張れません。深夜起きて、一晩頑張ると、翌日の朝の診療、差し支えます。若い時は、当直なんて、さほど苦にならなかったのですが、今は、違います。1日でも、その影響が数日間続きます。
 今は、病院から、小児科と産科が、一直線って感じで、20年以上、毎年、消えています。独りか二人でずっと頑張っていた病院で、産科医や小児科医がいなくなると、代わりの医師が来ない場合、消滅します。三人だと、何とか(三人にゆとりが出来るので)維持が続くことが多い感じですが、採算の関係で(特に小児科で)、維持が難しくなることもあります。
 それに、今、新しい入局者、産婦人科医の7割が女性、小児科医の半分が女性となっていて、女性の場合、一番頑張れる時に、子育て手、救急が充分に出来なくて、周りも本人も、難儀しているのが実情です。
 私のいた病院では、当直の産婦人科の先生(男性)が、小さい子どもを連れて来ていて、診察の時に、看護師さんが子守をしていましたが・・・。
 思うに、今からは、小児科は、一次救急のシステムを充実させ、入院が必要な時は、そこから二次救急の病院に紹介するシステムを、産科は、最低、3人以上の体制で集約化する、又、女性医師の院内保育など、充実させることが望まれます。