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産科と小児科・・・

 産科と小児科、全国的に集約化が進み、1人小児科勤務の病院がどんどん減少しています。医師の数で見ると、産科医は、明らかに減少していていますが、小児科医は、横ばい、しかし、集約化の関係で、小児科のある病院が、この20年間、ずっと減少の道をたどっています。
 9月20日の読売新聞の内容では・・・→全国9702人の産科医の年齢や、昨年の出産件数などの調べでは・・・人口10万人当たりの産科医数は、茨城が4.8人で最も少なく、最も多い東京と沖縄の11.1人と倍以上の開きがあり・・・35歳未満の割合、産科医1人当たりの出産件数などの6項目で全体的な状況を見た場合、「福島」、「千葉」、「岐阜」、「和歌山」、「広島」、「山口」、「香川」、そして九州では、「熊本」、「大分」で、6項目全てが全国平均よりも悪くて、早急な改善が難しいと推測されています。
 (私の故郷の)大分県の場合、お産が出来る所が少なくなっていて、小児科にしても、病院小児科を1人又は2人で頑張っているケース、多いです。又、(私が今いる)熊本県にしても、産婦人科を選ぶドクターが少なく、又、この広い面積と10万人以上の人口を有する天草でも、小児科医と産科医が共にある病院が、私の勤務する病院だけですが・・・。
 (内科系や外科系の)当直医がいても、お産となると、当直の先生が産科的なこと、難しいですね。それに、産まれた新生児も、経験少ない当直の先生だと、やはり、難しいですね。
 大病院の様に、スタッフが多くて、時間外にも、納得のできる医療が出来ればいいのですが・・・現実には、小さな病院で、救急が出来るドクター確保が難しく・・・医療費の抑制もあり・・・病院経営も、益々厳しくなっていますね。
 今年の10月からは、長期に人工呼吸器を付けている入院患者さんの場合、在院日数のカウトントに入れないとのことで・・・採算面で、病院側としては、それなりに又苦労しますね・・・?!
 〇〇日(月)8:30に、助産師からピッチに電話あり、「今はいいですが、心音落ちたので、何かあれば、お願いします・・・」と。今から外来なので、何もなければいいけど・・・?!

http://www.cityhosp-kamiamakusa.jp/
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140920-00050035-yom-soci