日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

先入観

 3月7日(日)、午前中、雨が降っていた。「美(ちゅ)ら海水族館」まで、タクシーで行った(帰りも、同じタクシーの運転手さんから来てもらった)。
 日曜の関係でか、とても人が多くて、なかなか列が動かなくて、よく見れなかった。アトランタの水族館やシドニーの水族館も見ている関係で、ついつい、そこと比較している自分に気が付いた。
 「美ら海水族館」の外でのイルカショー、とても良かった。神戸や天草で見たこともない様な芸をしていた。感激した。(個人タクシーの)運転手さんの話だと、美ら海水族館には、いるべき魚の中で、マンボーだけいないそうな。マンボーは、育てるのがとても難しいとのこと(佐伯市のマリンカルチャーセンターには、網にかかったマンボーが時にいますけど!)。
 敷地内にある「熱帯ドリームセンター」が、自分と家内にとっては、水族館以上にゆっくりとマイペースで回れてとても良かった。「ラン」に付いて、そこにある解説で詳しく知ることが出来たし、「マンゴー」の木や「ドリアン」の木、初めて知った。訪問者の中には、ここを素通りして帰ってしまう人も多いとか。(もったいない!)
 (私より1つ歳上で、往復お世話になった)タクシーの運転手さんの話、とても興味深かった。
 昨晩のディナー、中華料理がとても美味しかったので、今日も、そこで食べた。何故か、昨日ほどの感激がなかった。感激に慣れたのかなあ。同じ敷地内に、イタリア料理や日本料理もあるのに、初め、ここだと思ってしまうと、もう、ここがここでは最高と思い込んでしまうのだなあ。で、そう思っても、又、食べると、又、考え方が変わるんだなあ。人間って、いいかげんなものだなあ。
 昨日の朝食にしても、和食と洋食、どちらか選べるのに、食べる前は、1日目は洋食、2日目は日本食にしようと決めていたのに、あまりにも美味しいと感じてしまったものだから、昨日は、食べた後で、2日目も洋食にすることにしてしまったのに、中華料理の2回目の経験で、やはり、又、変えて、日本料理を摂ったが。
 人は、先入観を持ってしまうと、なかなかそれから逃れることができないが、それを又変えられるのも、人間たる由縁だなあ。


 運転手さんの話では、・・・
 沖縄県人の平均寿命が前はずっと日本一だったのは、豚肉を食べていたから(それに、塩分の多い漬物を食べる習慣がなく、海草を沢山摂り、冬でも体を動かし、性格的にのんびりしているからなどの理由から)と思っていたが、そうでなく、豚肉は、正月や盆の時しか摂ってないと言う。貧しいので、旬のものを摂るしかないが、それが大変よかったのではと言われた。(納得)今は、沖縄県人、塩辛いものでも何でも食べているとのことだが?!
 貧しいので、今も、若者に仕事がないが、家族皆が助けて上げるので、孤独死などはまずないとのこと。(那覇で時にあったが、極めて少ないとのこと)。
 つい最近あった様な大きな地震は、99年振りだったとのこと。
 名護市の選挙の結果は、そのまま、市民を反映している、いや、建設に反対している人は、あれ以上いるのではと言われた。普天間の基地を貸している地主さん、5000人近くいて、その人たちを無視して移るのは、難しいでしょうと言われた(時が過ぎれば可能だが)。一番いいのは、基地を作っても、軍事の時だけ利用して、普段は人がいなければいいと言われた(←ナルホド!)。
 沖縄県の島に移り住む件に関しては、・・・病気の時、いい医療機関にかかれない場合がある、特に、台風の時など。他の所から来てずっと最後までこの島で住むのは、実際は、どうでしょかねえ、・・・と言われていたが。(少し納得)