日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

リストラ

 開業していて、経営が上手く行かなくなって、リストラしないといけない状態になって、看護助手さんと事務員さんと厨房のスタッフをリストラしたことがあった(閉院1年前に)。それを言う時、ホント、つらかった。その時の情景が今でもありありと思い出される。又、そんな人からの便り、その後、全くない(閉院した時に最後までいた人達からは、年賀状が毎年来ているが)。仕方ないなあ。最後は、自分で自分をリストラする羽目になったけど。
 蓄えもないのに、経済的援助を得られる環境になく、急に会社の都合でリストラされ、住む家もなく途方に暮れている人がいるなんて、この寒い中、早急に行政が取り組まないといけない問題だと思う。政党間で争っている場合でない。
 アメリカ人には、貯蓄をしない人が多く、いつも借金状態でも気にしないで(?)で過ごしてきて人が多かったみたいだが、今は、手取りの5%を貯蓄に、手取りの5%を協会に寄付をって感じになっているとか。
 イスラム教では、手取りの10分の1を寄付するのは、当たり前になっている(義務)。
 東南アジアの多くの国では、大家族で、皆で助け合っている。
 日本や欧米は、核家族で、ホントに困った時、行政に頼るしかない感じになっているかな。
 今、日本が、いや世界が、今までの生き方を反省すべき時で、正に曲がり角に来ているのかも知れない。
 お互いに殺し合う戦争を止め、それに費やすお金をもっと価値ある所に使って欲しいなあ。相田みつおさんの「奪い合えば足りず、助け合えば余る」正にこれだなあ。宮沢賢治が言っていたなあ、「自分だけの幸せは、本当の幸せではない。皆が幸せになって、ホントの幸せが得られる。」と。