日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

自立心・・・


 先日、美輪明宏さんが、NHKのテレビの男女の内容で、次の様に言われていた・・・。
 「男は、神経質で、劣等感を持っていて、臆病です・・・幸せは、アッと言う間になくなり、長くは続かない・・・何事も、感謝することが大切・・・俯瞰(ふかん)で相手を見ることが大切、同じ人間同士として見ることが大切・・・」と。とても含蓄のある言葉ですね。
 そうですね、煩悩や強い執着があると、確かに、それで苦しみますね。しかし、執着心を潔く捨てること、凡人には、至難の業ですね。
 大きな組織のトップの子どもの場合、周りからの期待で、大変ですね。医師の家系や、特殊な技能を有する家系や、老舗の家系や、家元の場合、平凡な家系以上に、今の時代は大変だと思います(・・・時代の変化で、維持自体が難しいので・・・)。
 自分の場合、とても恵まれてきている。自分の父親は、決して、何何になれとは言わなかった。他の人の意見を聴くことは大切だが、最後は、どうしても自分で決めて、自分で責任を取るしかないと言っていました。
 大学入学にしても、結婚にしても、就職にしても、開業にしても、(開業した医院の)閉院にしても、全て、最後は、自分で決めて来ました。だから、結果に全く悔いはないですね。
 結婚した時から、全く仕送りがなくなって、経済的に心細かったのですがが、今になって思うと、(私の金銭感覚の関係でか、長女も長男も、高校生の時にバイト経験をしてくれて、それに次女は、高校3年間、佐伯から大分まで、朝早く起きて、遅刻することなく電車で1時間半の距離を通って)、ホントに良かったと思っています。
 「親が結婚に反対したらもう一緒にならん何て関係だったら、どうなるんね、そんな関係なら、もう、結婚しない方がいい・・・」と母親は言ってくれていたけど・・・。そんな母も、認知症になった今、私の子どもを見ると、「(次女を見ると直ぐに)彼氏はいるんね?(長男を見ると直ぐに)彼女はいるんね?しっかりと相手を見て、決めんといけん・・・」何て言っているけど・・・。
*写真は、平成24年4月12日(木)の早朝に、富士市で撮ったもの。