日本の心・さいき

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退職後の雑感(493)

  「退職後の雑感、教育雑感」

 雨が降る日がまだ続いていますね。学校生活に馴染めずに、鬱状態になっている生徒、少なからずいるかと思います。調査によると、不登校の生徒、毎年、増加傾向となっていますが・・・。
 そもそも、教育って、本来は、どうあるべきでしょうか?
 改めて、考えて見ると、奥が深いですね・・・学校の先生に尋ねてみると・・・→中学3年生の時、英語のK先生が、「教育の目的とは、人格形成の為」と言われたのが印象的で、ずっと、教育とは、人格形成の為なんだと、思って来ていましたが・・・→
 しかし、当時は、団塊世代、競争競争で、試験が終わると、1学年500人以上いるマンモス校で、100番まで、成績をずらっと張り出していましたが・・・内心、こんなことで、人格形成が出来るのかなあと思ってはいましたが・・・。土台、入試なんて、どんなに頑張っても、合格する数は決まっている訳だから(→落とすための試験)。
 高校に入ると、それが更に加速してきて、補習が多く、夏休みや冬休みもかなり削られ、勉強とは、我慢するもの、競争は避けられないものって感じになっていました。
 で、そんなに理不尽な高校生活をしてきたのに、高校3年の時のクラスの約半分もが浪人し、大学にストレートで入った人達も、学生運動に少なからず加わったりして、留年多く、これって、教育、一体、何なんだろうか・・・と考え込んでいましたが・・・。
 日本の教育は、皆で渡れば怖くないって感じで、家庭も学校も、周りに流されて行くのが主流になっている感じがしてなりません。
 反抗期もない感じで、自分の進みたい道を断念して、親の進めるままに進路を決め、学校の先生の勧めるままに学校を受験し、何も疑問を持たずに(何を学びたいかではなく、如何に楽をして、留年しないで卒業出来るかを考えて)学校を卒業して、社会人となり、そこで、初めて、これで良かったのか、何て考えても、遅いのでは、いや、それに気が付くだけでも、いいのかも知れないかな・・・?!

https://www.youtube.com/watch?v=ifzuf3lUgco(←教育とは)
*3年前の内容を、少し変えて、再掲しています。
*写真は、「たはら小児科」の院長室での私の子ども三人です。(院長室で、茶道を教えていました。)

 (令和5年7月10日、記載)