日本の心・さいき

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退職後の雑感(492)

  「退職後の雑感、子どもの目」

 結婚式を、小さい時から、よく見ていました。花嫁は、嬉しそうで、今が一番幸せって感じに見えていました。それから数年経って、他の人の結婚式の時、かっての花嫁が来ていて、前の顔と全く違った感じで、苦労を背負っているって顔をしていました。そんなパターンを何度も見て、子どもなりに、「結婚生活って、あまり楽しくないのかなあ・・・?!」何て、思ったりもしていました。
 昔は、お節介おばさんが多くて、「そんなに相手のことが分かる分けないのに、あんな無責任なことして、ホント、いいのかな?」何て、思っていました。
 昔は、どの家も貧乏で、ボーナスで、やっと付けの分を返していました。上の兄二人は、アルバイトをし、母も仕事をして、家計を支えていました。兄二人、姉一人、三人とも、奨学金をもらっていました。(兄弟四人中、私だけ、奨学金をもらわずに済みしたが)。しかし、私は、いつも、楽しくて、ニコニコしていたのを覚えています。それは、大きくなったら、お金持ちになれるかも知れないとの夢があったからではないでしょうか・・・?!
 東南アジアの若者が日本に来て働いて、本国に仕送りをしています。親を楽にさせたいと思う気持ちは、当時の私も、同じだったと思います。

*写真:佐伯市の茶室「汲心亭」で、お点前をしている男性は、佐伯で働いていたインドネシアの技能研修生で、今も、フェイスブックで時々連絡を取り合っています。お茶を差し出している手前の男児は、私の長男です。(外国の人にも、私は、ボランティアで、茶道を教えていました。)
 
 (令和5年7月9日、記載)