日本の心・さいき

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退職後の雑感(234)

  「退職後の雑感、ケニア

 ちょうど10年前に記載した内容ですが(この時、旅行中で、その時に感じた内容ですが)・・・→
 日本では、タクシーも電車も新幹線も、ドアが自動で開きますね。フィレンツェからローマに着いた時、ドアが開かなくて(←自分で開けないといけない)、慌てたのを思い出します。アメリカにいる私の孫は、日本に帰った時、タクシーが自動で開くのを見て、「魔法のドア!」と言っていました。日本では、レストランに行くと、お絞りと水(麦茶やお茶)が無料で出ます。スゴイと思います。(←まあ、日本人は、それに慣れてしまって、あまり感動しないでしょうが・・・)
 ホテルでテレビを何の気なしに付けて見てると・・・→(当時39歳の)小児科医「相原功志」さんが、日本での医師の仕事を捨てて、タンザニアとの境界にあるケニアの「ナマンガ」で、100人ほどの保育園の園長として働いている姿が紹介されていました。
 そこの出身者の奥さん(ジャシンタ、当時37歳)と結婚していて・・・二人の間に、1歳と3歳の女児がいて・・・それに、親代わりに引き取っている二人の子どももいて、6人家族で・・・家には、電気はなく、ランプ生活で、超質素!
 両親は、新潟大学医学部を卒業した後に、日本で小児科医として活躍してくれることを希望していたと思われますが・・・彼は、高校1年生の時に、難民の子の現実を見て、「救いたい!」と強烈に思い、その思いで医師を志し、研修医の時にケニアに行き、その時ジャシンタさんと運命の出会いを経験し、そして、その後、どっぽりとケニア生活・・・。
 「相原功志」さん、とても幸せそうな顔をしています。いや、本当に、芯からとても幸せな人だと思います。人間、他人の為に一生懸命に頑張れれば、とても幸せな気持ちになれるんですね・・・?!
 モノと金をどこまでも追い求めるよりも、人の為に何をすればいいのか、真剣に考えて悩んで苦しんで頑張る方が、長い目で見ると、人は、ホントの幸せを掴めるのでは・・・?!

https://www.youtube.com/watch?v=QEDprwdfvR4(←加治将一氏の話)

 (令和4年9月1日、少し修正して再掲)