日本の心・さいき

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つれづれなるままに(19)

  「つれづれなるままに、それでもやはり・・・」

 人間は、きまぐれで、非理性的で、おまけに利己的な動物だ。それでも、やはり、人を愛そう。
 良いことをすると、何か、利己的な動機が潜んでいるに違いないと人は疑う。それでもやはり、良いことをしよう。
 正直かつ素直に振る舞うと、非難を受けやすい。それでもやはり、正直かつ素直に振る舞おう。
 器量の大きな人物が、大きなことを考えても、小人のけちな考えに潰されてしまうことが多い。それでもやはり、物事は、大きく考えよう。
 成功すると、うわべだけの友と、本当の敵ができる。それでも成功しよう。
 今日、良いことをしても、明日になれば、そのことは、忘れられてしまう。それでもやはり、良いことをしよう。
 精一杯、人に尽くしても、思わぬ時に、恩を仇で返されるのがおちだ。それでもやはり、人には、精一杯尽くそう。
 何年も掛かって、築き上げたものが、一夜にして、壊れることもある。それでもやはり、築き上げよう。
 人は敗者の肩を持つが、勝者にしか、従わない。それでもやはり、敗者の為に闘おう。(作者不詳)

 (令和3年8月10日(火)、記載)

 

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