日本の心・さいき

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仕事

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 コロナ禍で、仕事が出来なくなり、生活が苦しくなっている人、多いです。自粛をと言われても、収入の保証を行政がしてくれればいいのですが・・・。
 一生懸命にしていた会社から、解雇を突如、通達されて、一家の大黒柱が難儀している姿、見るに堪えられません。
 非常勤でも、会社の為と思って働いてきたのに・・・会社も、採算が合わなければ、いろんな手段を取らざるを得ません。そうでなくても、カツカツ状態のケースが多い訳で、会社の収入が止まれば、あっと言う間に、会社自体の存続が危うくなります。人件費だけでなく、家賃代もあるし、電気代・ガス代・水道代、いろいろ要ります。
 今回のコロナ禍で、いろんな現象が生まれています。オンラインが活躍しています。お店の外で、予約中心で販売しているケースもあります。家族の温かさを知った人もいます。人間関係が、変わったと自覚した人、多いのでは。
 日本人の仕事中心の生活をイスラム教徒(ムスリム)の人に話すと、「信じられない、それじゃ、家族と一緒にゆっくりする時間なんて、少ないのでは・・・」と言われました。何で、そんなにまでして(家族を犠牲にして)、日本人は、仕事をするの?・・・イスラム教徒の人には、理解できないです。
 でも、冷静に考えると、イスラム教徒の人が言うことが、当たっている気がしてなりません。
 日本人は、有給休暇さえ、充分に取れない会社が多いのです。何故って尋ねると、「私が休むと、会社が困るから・・・」と答えます。それなら、ゆとりをもってスタッフを増やしていればいいと思うのですが、人件費削減の理由で、それをしようとしないのです。
 欧米では、昔は、奴隷制度まであって、奴隷は、人間として、扱われていませんでした。仕事は、バツって感じで、ヨーロッパの王宮では、貴族は、仕事をせず、遊んでばかりって感じでした・・・。
 ある病院では、外部から来ている産婦人科の当直の(男性の)先生が、子どもを連れて来ていて、診察中、看護師さんが子守りをしているケースがありましたが・・・。又、ある病院の内科の常勤医(男性)で、とても忙しい大切なポストにいるのに、奥さんの仕事の関係で、やむなく、時々、仕事を休んで、家で子守しているケースも、ありましたが・・・。
 仕事と家族との関係、日本人、もっと冷静になって考えるべき時代に来ていると思っています。今回のコロナ禍で、その必要性を強く感じた人も多いと思われます。
 親が、仕事が忙しくて、子どもの躾をしっかり出来なくて、問題が起きているケースも、あるようです。
 ところで、隣の韓国ですが、数字の一を「일イル」と言い、仕事も、同じ字で、「일イル」と言います。生きる上で、仕事を大事に思ってのことでしょうか・・・?!

*写真は、上の内容とは、関係ありません。(8歳と4歳の)孫です。