日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

大人と子ども・・・


 8月19日のNHK教育テレビで、子どもは、お化けを怖がるのに、大人は、何故、お化けを怖がらないのかの理由を説明していましたが・・・→
 子どもは、(経験不足で)お化けを見る前は、さほどストレスを感じていないのですが、怖いお化けを初めて見ると、急に強いストレスを感じ、それがなかかな消えず、ある時は、それが次第に増幅して、パニック状態になるケースもあります・・・
 ところが、大人は、お化けを見る前から、少しストレスを感じていて、次に起きる事に対して大きなストレスにならない様にとの準備が出来ていて、その為に、怖いお化けを見ても、子どもほど驚かず、又、直ぐ正常に戻ってしまうとか・・・?!
 (人生)経験不足の子どもは、大人と違って、テレビゲームやアニメの世界を、現実の世界と誤解してしまう傾向にあります。
 悲しい場面を見ると、子どもは直ぐに泣きますが、大人はなかなか泣きません。しかし、心の中では泣いているのです・・・顔に出すとカッコ悪いと思って、出さない様に我慢しているのです。大の大人が独りになって、人知れず泣いている事、ありますよ。
 (高等動物の)人間の場合、感情の中枢は、「扁桃体」ですが、その感情を、前頭葉前頭前野)が上手くコントロールしています。
 悲しい時は、涙を流した方がストレスが取れるとのことで、そんなグループも出来ていますよ・・・。
 「喜怒哀楽」を素直に顔に露骨に出す人とそうでない人、いますが・・・日本人は、顔に出さない人が多いですね・・・喜んだり楽しんだりする姿を他人に見せると、妬(ねた)まれると思ったり、怒ったり哀しい顔をすると他人に悪いとか、ついつい、他人の気持ちを優先して考える傾向がありますが・・・海外では、そんな日本人の心が理解出来ないこともしばしば・・・?!
 アメリカでは、アメリカンドリームを達成した人を周りが祝福するケースが多いですね(→多くのアメリカ人が、日本人が哀しい時にニコニコしている姿を不思議に思っているみたいですが・・・)・・・東南アジアの国々では、家族や親族の結びつきが非常に強いですね・・・イスラム教徒(ムスリム)同士の団結力は、それぞれの国以上に強固ですね・・・?!
 しかし、小さい子ども同士が遊ぶ時、国籍は、関係ないですね。言葉が通じなくても、肌の色が違っても、しばらくすると、小さければ小さいほど、友達になっていますし、助け合っていますね。
 今の時代、もっと子ども同士の結び付きが小さい時からグローバル化したらいいのになあと思っているのですが・・・。

*写真は、ニュージーランドオークランドバングラデシュダッカ、韓国の清州市。