日本の心・さいき

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産科と小児科の減少・・・

 病院から、小児科と産婦人科(産科)が、毎年、どんどん減少しています。
 厚労省が、平成30年12月27日に、それを発表しています。(←2017年の医療施設調査による)
 昨年10月時点で、産婦人科や産科の病院数、前年比19減で、1313施設となり、統計を執り始めた1972年以降、最低となっています。27年連続の減少(!)で、平成初期の90年の約半数となっています。(←大変です!)
 小児科のある病院は、前年比26減の2592施設と24年連続の減少(!)で、小児科診療所も、3年間で、1225施設減少し、1万9647施設となってます。(←大変です!)
 小児科の場合、患者さんが多い時と少ない時、倍以上の差があり、手を取る割に、点数が高くなく、経営は、ホント大変です。(←私自身の経験からでも)。それに、どんどん少子化になっていて、更には、予防接種で、それによる医療j費も、どんどん減少しています。(←予防接種をした方が、医療費が少なくてすみます!)
 そうですね、佐伯市を例にとると、私が佐伯市で小児科を開業していた時にあった産科を有する産婦人科開業医、今は、全て、ありません。小児科も、減少して、3カ所になっています。
 この傾向は、全国的と思われ、医師も、(私のように)開業医から勤務医になったり、雇われ院長になったり、他人の場所を継承して開業したり、海外で働いたりと、今や、様々な医師の生き方も、見られます。
 昔は、医師は、教師と同じく、先生として、尊敬されていましたが、今は、どうでしょうか・・・医療訴訟を心配したり、時間外のつらさを経験して、産婦人科医や小児科医を敬遠する若い先生達も、少なからずいるようですが・・・?!
 ただ、今からは、医師がどんどん増えて行くので、医師の平均給与も、当然少なくなり、仕事量も、過剰でなくなり、医師も、人間らしい生活が出来るようになるのでは、と思っています。AIも発達してきて、医師に最も求められるのは、「人間性(!)」になるのではないでしょうか・・・。(←医師だけでなく、他の仕事でも?!)