日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

自分に甘い・・・

 自分に厳しく、他人に甘くって感じの人よりも、他人に厳しく、自分には、甘い感じの人、多い感じですが・・・?
 スポーツマン同士の競技の時、個人プレイにしても、集団プレイにしても、自分が(又は、自分たちが)不利になることに対しては、クレームを付けても、自分が(又は、自分たちが)有利になることにクレームを付けること、まず、ありませんね。スポーツマンシップを誓っての国際大会でもしかりです。
 公正な大学などの入学試験でも、「不正なことをして合格しました・・・」何て言って、入学を辞退した話、聞いたこと、ありません。
 今、私立の医学部の入学試験で、現役、浪人、女性と言うことだけで、点数のハンディーを違った感じで付けていることが問題になっていますが、合格した側が、「不公平な扱いで、合格したので、辞退します。」と言って、辞退した話、聞きません。
 人間の本質として、多くの事で、自分には、甘く出来ているからでしょうか?
 更に複雑になるのは、それに、他人が関わり、お金が関わる場合です。多くの人が関わっていればいる程、お金が多ければ多い程、益々、問題が深くなって行きます。
 独りが、改革しょうとして、正義をかざして、大きく出ても、周りから叩かれます。大きな組織であればある程、少ない改革者では、大きな組織は、変えられません。
 それで、利益を受けた人が多かった程、変えるのは、至難の業なのです。で、そんな不合理な状態が長く続いて、陰では、どうかしなければいけないと多くの人が思いながら進んでしまって、最後は、リーマンショックのように、ドッと崩れてしまっても、不思議でないのです。
 日本人の場合、「和をもって尊しとなす」の精神ですから・・・。