日本の心・さいき

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謝恩会

 3月1日(月)、上天草看護専門学校の31期生の卒業式があり、その後、松島町の竜宮で謝恩会があった。両方とも出席した。
 卒業式の時に、県の看護協会の会長さんが挨拶していた(普通は代読で、こんなことって、めったにないこと)。その話の内容では、・・・看護学校に入学しても、在学中に1割が辞め(31期生は、38人入学して、今回、晴れて卒業したのは34人)、国家試験の段階で又1割が辞め、看護師の免許取得後も、1年後には1割が辞める。つまり、入学した時点では、5万人の看護師になるところが、実際は、3万5000人しか、なっていないとの内容であった。
 やはり、モチベーションの問題かなあ。食いはぐれがないからって感じで看護師への道の門を叩いても、実際のズレに戸惑うことが多過ぎるもんなあ。それは、医師の場合も同じかなあ。
 きつい労働の割には給与が安く、指導体制などが不充分なのに、失敗やミスを叱責されて責任をとらされ、一生懸命に仕事をしても他人からそれなりの評価をされることなく、仕事に生き甲斐を見出せない日々が続いたとしたら、自然とモチベーション落ちますネ。
 自分なりにモチベーションを上げられる人は、それなりに、どんな環境でもやって行けるのだろう。
 謝恩会は、19時から始まった。卒業生、きれいに着飾っていた。これが楽しみで、1年間我慢して講師を引き受けているドクターもいるとかいないとか?!
 開会の挨拶を卒業生の代表がし、学校長が祝辞を述べ、市長の祝辞を述べ、そして、次に、自分の太鼓演奏があって、乾杯・食事となった。
 笛の演奏なしの太鼓演奏で、題は、「前」。全ては前向きにって感じで打つ前にその話をして、10分近く、長いバチで打ち続けた。いい汗をかいた。
 自分の講義、「(講義終了後毎回実施する20問の)先生の試験は難しかった」「先生の講義大好きです」「先生の講義、スライドが特に良かった」など、いろんな意見が聞かれた。が、肝心の国家試験、難しかった様で、合格発表までの期間、不安を隠せない感じだった。
 21時半過ぎに終わった。
 4月から、どんな講義をしようかなあ?(毎年、少しずつ、変えている。年間、100分×30回あり)