日本の心・さいき

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ピラミッド・・・

 多くの職場では、ピラミッド式に人員が配置されています。
 例えば、官僚の場合、それぞれの省で、事務次官がトップにいて、局長、部長、課長、係長、と続きます。事務次官は、一人で、それから、ピラミッド式に、下になればなるほど、人が増えてきます。
 逆に言うと、底辺の人数は多いのですが、上に行けば行く程、席はどんどん少なくなり、最後は、一人と言うことになります。
 で、どうしても、ピラミッドに入れない人は、途中ではみ出てしまうことになります。
 大学などでは、教授戦で、教授に選ばれないと、もう、そこにいなくて、他の職場に移ること、多いですね。
 そんな中で、やる気満々で、自分の能力が正当に評価されていると思えればいいのでしょうが、同期で入ったあの人より、自分は優秀なはずなのに、何故、こんな不当に評価されているのかって思うこと、なきにしもあらずではないでしょうか?!
 ヒトは、自分の評価を出来るだけ下げて見ることより、どうしても、高く見がちになるのが人間の常ではないでしょうか? 
 元々、ヒトは、そんなものだと割り切っていればいいのでしょうが、努力が報われないと強く感じてしまうと、悩んでしまいます。
 能力が本当にあれば、そこから飛び出して、一匹オオカミ的な存在になる人もいますが・・・。
 しかし、よく考えてみると、どの分野でも、全てのヒトが、エリートには、なれないのです。エリートを支える人がいて、エリートと言われている訳で、いつも、ピラミッドの頂点に固執するのは、不自然な気がしています。
 高齢になれば、それなりに退いて、後輩に席を譲るべきです。他に、変わる人がいなければ、まだ、少し頑張ってもいいかも知れません。
 宮崎の幸島のサル、塩水(海水)で一番先に洗って食べたのは、子どもの雌ザル、次が、大人の雌ザル、次が、子どもの雄ザル、そして、最後が、大人の雄ザルでした。ヒトも同じで、歳取った雄が、一番頑張ると、なかなか、世の中、変わりませんね。私も気を付けたいと思います。

 

https://www.youtube.com/watch?v=b38JBxVacZE(←企業が生き残れる為には、元気・感動・繋がり)