日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

勝ち負けなんて・・・

 世間では、勝ち組か負け組かが、問題になっているケースもあるようですが、それって、「貴方は、幸せですか?それとも、幸せでないですか?」の質問と同じ感じで、自分で決めるしかないですね。
 産まれて来ていること自体を勝ち組と捉えれば、限られた命の中で、この世で自分に降り掛かる全てのことが、貴重な体験で、有難いことと思うのですが・・・。
 マスコミは、よく、勝ち負けを取り上げ、勝つことを持ち上げますが、それって、不自然な気がしてなりません。
 例えば、大きな豪邸に住むとしても、掃除だけでも、大変ですね。沢山相続しても、その維持、特に不動産だと、大変ですね。サラリーマン時代は、勝ち組って感じのエリートコースで、永い間、指導する立場であった人が、退職後、それと別の世界で、年下の人から使われるとなると、どうでしょうか?教師と警察官と役人、退職後に使えないと、ある人が言っていましたが、そうですね、ずっと上から目線で永い間、仕事をしてきた人の場合、使われるのに慣れるのに、かなりの時間を要しても、不思議でない気がしますが・・・。
 トップの人も、今は、順調に行っていても、それなりに、孤独で、苦しんでいるケース、多いのです。後継者の問題、維持する為の新しいアイデアの問題(変化の多い時代では、同じことをしていても、いつかは、衰退しますから)、カリスマ性の維持、競争相手の出現などで・・・。
 会社が維持できる為には・・・→リストラされても、他でもやって行ける程の能力のある職員の集まりであること、と言う人がいます。そうですね、そうかも知れませんね。
 しかし、人生、仕事だけでないですから、より良く生きる方法、自分なりに模索して実行するしかありません。
 ところで、海外では、優秀な人程、しばしば、職場を変えるケースが多いみたいですが、日本人の場合、上の会社の方針がおかしいと思っても、退職することなく、そのまま行こうとする人の割合、7割(以上?)もいるとか・・・。