日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

8勝2敗・・・

 海外に永いこと住んでいる日本人を探して、「何故、こんな所で・・・」って感じで取材する番組がしばしばありますが・・・→配偶者がそこの出身だからとか、いろんな理由が挙げられますが・・・行く前に前もっていろいろと下調べをしても、ホントの姿は、実際にそこに永いこと住んでみないと、解りませんね。
 いや、インドネシアに30年近くも住んでいた人が言っていましたが、やはり、そんなに永いこと住んでいても、解らない事があると・・・(←そうだと思います・・・)。
 11月9日号の「週刊現代」に、「外国に住んでみたら8勝2敗で、日本がよかったよ!」との内容がありました。
 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダの6カ国と日本で、10の項目に付いて比較していました。

1、「交通」と「治安」では、全て勝っています。
・・・日本ほど時間通りに来る国、ないですね。新幹線で、3分遅れても丁寧に何度も詫びていますから・・・。それに、財布落としても、まず、出てきますね。
2、「食事」では、6カ国で勝ち、「文化」と「国民の親切さ」では、4カ国で勝ち、負けは全くなくて、後は、引き分けです。
・・・世界は健康ブームで、和食が見直され、アチコチで和食愛好者が増えています。
3、「政治」と「物価」は、勝ったり負けたり引き分けたりと、いろいろです。
・・・政治家を選んでいるのは国民です。物価に関しては、電化製品など、日本の方が安いものもありますよ。
4、「医療」は、オーストラリアとカナダに負けていますが、あとは勝っています。
・・・世界に誇れる皆保険ですから。
5、「教育」は、ドイツに勝っているだけで、後は、全て負けています。
・・・なかなか教育、改善されませんね、何故でしょうか?受験体制を見直し、もっと教育にお金を掛けるべきだと思います。
6、「社会保障」は、勝ちはなく、負けか引き分けです。
・・・年金額がコロコロと変化し、政府が国民から信用されていません・・・。

 取り敢えず日本での大きな問題は、「社会保障」と「教育」の2点と言うことになるのでしょうか・・・?!
 全体的には、8勝2敗。スゴイですね。但し、これは、海外に永いこと住んでいる少人数の日本人の目から見たものですが・・・。

参考図書:住んでみたドイツ 川口マーン 惠美 8勝2敗で日本の勝ち 講談社+α新書 880円   

*写真は、日光、札幌、宮島です。

 「8勝2敗で、日本の勝ち」の冒頭で、次の様な内容がありますが・・・→日本の宅急便の様に、あそこまで正確に全国津々浦々まで機能させられる国は、日本以外にありえない。ましてや、2時間単位の配達時間指定など、どの国でも逆立ちしても無理だ。そんな事が可能だと言うことさえ信じない。しかし、当の日本人は、これが当たりまえだと思っている。
 更には・・・→世界の多くの国が、イメージの方が実態よりも良い中で、日本は、実態の方がイメージよりも良い唯一の国と言える。・・・日本に来ると、日本ファンになっている。(←納得納得納得!)