日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

今、準備を・・・

 8年前の平成22年10月8日に記載した内容です。人生、今は、100年時代、時代は、どんどん変化しています。この内容が、何かの参考になれば、幸いです。

 不幸にして、妻から先立たれると、事態は極めて深刻。今の日本、そんな男性がどんどん増加する傾向にあって、社会問題化している。10月4日(月)のNHKのクローズアップ現代でも、そんな男性が取りあげられていた。
 奥さんと死別しなくても、退職後に、事態は深刻なケース、多くなっている(昔は、家の大黒柱の男性は、退職後、10年以内に亡くなるケースが多かったが、今は、まだまだ、20〜30年も長生きする時代・・・)。
 つい最近(まだ、1週間経っていないが)ある(仕事バリバリの55歳前後?の)女性が・・・、「もう、ホント、(公務員を)退職した男の人って、駄目ネエ、・・・家にゴロゴロいて、何もしなくて(家事も一切、手伝わなくて)、もう、こっちも、頭に来て・・・ホント、別れる人の気持ち、よく分かる・・・亭主元気で留守がいいって、ホントネー・・・」と言う。(頷く訳にもいかない立場だったが・・・)
 仕事中心で生きて来て、それ以外は、殆ど奥さんに任せっ切りだと、退職後、することがなくて、家でずっといるケースが多くなる。・・・→正にこれ、「主人在宅症候群」となって、奥さんが、凄いストレスを抱えてしまうことになる。
 そうならない様に、男性も、現役の時から、退職後も続けられる趣味を持ったり、地域デビューをしたり、料理もある程度出来る様になっておく必要がある。又、誰とでも、分け隔てなく気軽に話せる感じになっておく必要があると思います。
 渡辺淳一氏が、つい最近、団塊の世代の男性を主人公にして、「孤舟族」なる小説を執筆していますが、これを読んで身につまされる人も多いのではないでしょうか・・・?!
 確かに、現役の時からそれなりの準備が必要ですね。その点、今の若い男性は、家族を大切にし、仲間も多く、育児も手伝い、料理も出来て、心配ないですね(ただ、仕事が安定しないケースが多いのが、大きな問題ですが・・・)。

 今、読んでも、充分納得って感じです。現役の時から、その準備をしておくべきですね。退職してから行動に移すのでは、遅いのです。死ぬまで仕事が出来ませんが、60歳定年は、もう、死語となり、65裁定年→70歳定年→75歳定年→定年なしって感じになっても対応できる様になっておくことが大切かも知れませんね。