日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

続・イスラーム・・・

 昔、イスラムの世界と言えば、4人の妻を持てる何て言われていて、私も永いことそれを信じていました。
 実際に、インドネシアムスリムイスラム信徒)にその質問をすると、「そんな人、まずいない・・・子どもが産まれない時で、1番目の妻の許しを得て、2番目の妻を持つことはあるけど・・・」と言われました。又、バングラデシュムスリムは、「二人だ何て、そんな人、いない!・・・いたとしたら、周りの人は、人間として付き合わないでしょう・・・」と言われました。
 そうなんです、未亡人や孤児を救済する意味で、4人まで可としたと思われます。開祖のムハンマド自身、孤児でしたから・・・。
 コーランには、複数持った場合、平等に精神的にも肉体的にも愛さないといけないって感じで書かれています。(←これって、とてもとても難しくて、仕事どころじゃないですね!)
 開祖ムハンマドンにしても、2度の離婚歴のある15歳年上の未亡人と結婚した訳で、彼女が亡くなるまでは、彼女だけを寵愛していました。
 そうなんです、イスラムの世界では、親族や家族の絆が強固なのですが・・・→その中でも、夫婦の絆は、アッラーの次に、強固と思われます。
 結婚も、その多くは、恋愛でなく、見合いで、愛を次第に育んで強固な絆にするケースが多い様です。
 カナダに行った時、「今、カナダで一番深刻な問題は、何ですか?」との私の質問に、あるカナダ人は、「エイズです、エイズが深刻です!」と応えていましたが・・・一方、イスラムでは、結婚前もしっかりと純潔を守るので、エイズの心配がない訳です!
*写真は、クアラルンプールで、2005年に私が撮ったものです。

 
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120921/1