「退職後の雑感、尾崎豊」
NHKの調査で、50代以上の人に、「定年後の計画」をしているかどうかの質問をしていますが・・・→「計画している」が35%、「計画してない」が65%と解答しています。
定年後の過ごし方のハウツー、団塊世代の地域活動デビューなどが話題になっている昨今ですが・・・。
一方、今、「生涯未婚率」が、男性20.1%、女性10.6%にもなっています。つまり、今の日本では、男性では2割が、女性では1割が、結婚を経験してなくて、しかも、その割合がどんどん増加傾向にあるのです。(←当然、少子化となり、労働人口も減少して行きます・・・)
それと対照的に、熟年の男女の恋愛の増加も、注目されている所です。子どもにも手が離れ、つれもなくなって、それから華を咲かそうとしている人もいます。若い女性と再婚して、生き返った感じになっているお年寄り(←失礼・・・)も現に周りにいます。
自分のことを考えても・・・→若い時は、ゆっくりと考える暇もないって感じでした。睡眠不足との闘いが長く続いていて、死と言うことに関して、真剣に悩んだ時期がありました。死は誰にも逃れられない、もう、諦めるしかないとの結論が出て、今を真剣に生きようと思って、やっと落ち着くことが出来る感じになりましたが・・・?!で、40代の前半の時は、70歳まで生きられればいいなあとまで思っていました。
そんな中で、今も、若い人のカリスマ的存在である「尾崎豊」が、根強く若い人の間で慕われています。「尾崎豊」が活躍した当時は、校内暴力などが横行し、学校は厳しい管理体制で、世間は、学歴学歴って感じでした。(二期校コンプレックスや高学歴崇拝時代・・・)
そんな中で、「尾崎豊」は、それを鋭く見詰め、若者の心の中に溶け込んで行ったのです。決して、反逆児ではなく(彼は、皆が思っている様な反抗的な人間ではなく、とても素直な人間・・・)、現実や現実での厳しさを受け止めて前へ進むことを訴えたかったのではないでしょうか・・・。
彼は、実際に、演奏の合間に、大勢の観客の前で次の様に言っています・・・「人生は、きっと皆のしたいことの為にある・・・今の内に(したいことをして)うんと沢山心の財産を増やしておくといいと思う・・・」と。
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*写真は、令和4年5月4日、墓の中で眠る両親に、水を掛けているひ孫(私の子どもの子ども)。
(令和4年5月10日、10年前の5月5日に書いた内容の再掲です。)