日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

生き方研究(下)

 40歳〜60歳、多くの場合、社会から一番頼りにされる年齢ですが、この時に活躍できる為には、その前の20歳〜40歳までの基礎があってのことが多いかと思います。
 20歳〜40歳まで、失敗続きでも、それを生かせば、その失敗も生きますね。
 私が(たはら小児科医院を)開業したのは、41歳の時でした。19床の入院設備を持っての開業でした。会員当初、私自身は、ファイト満々でしたが、経営能力なくて、8年半余で、潰れてしまいましたが・・・。
 もう、失敗は出来ないと思い、潰れた後は、勤務医を続けて今に至っています。
 開業する上には、医師としての腕以外に、経営能力が必須で、その勉強は、開業前、殆どしていませんでした。頑張れば、採算なんて合うと思っていたのが、大きな間違いでした。
 しかし、開業して得たものも多く、それが少なからず、今に生かされています。失敗時には、それが悔やまれていましたが、今思うと、正に「人間、万事塞翁が馬」で、多くの事に感謝しています。
 一番活躍する年齢を職業別に調べて見ると・・・ノーベル賞を取った人も、若い時の努力の結果で、晩年、その賞を得ていることが多いですね。
 文学作品や絵画や音楽など、その年齢に応じて、作品内容が変化していますね。
 政治家となると、60歳過ぎで活躍している人が多いですね。
 公務員の場合、定年が60歳となると、その年齢では、まだ、活躍できる年齢なだけに、その後の生き方深刻ですね。この40歳〜60歳の間に、その後の生き方を真剣に考えておく必要があると思っています。
 趣味らしい趣味がなければ、今からでも趣味を作り、仕事以外の友達がいなければ、今からでも友達を作り、家庭内でも、それなりに活躍できる事を見つけておくことですね(←男性の場合)。それに、地域デビューを早くからしておくべきですね。