日本の心・さいき

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生き方研究(まとめ)・・・

 人生を20年ずつ5つに分ける考え方がありますが・・・→
 誰しも、20年の5つの束の全てがいい人なんて、まず、いないのですが・・・又、全てが悪い人も、まず、いないのが真実かと思いますが・・・?!

1)0歳〜20歳
 1歳〜20歳までの人生は、未熟なまま生まれ、その多くは、親から育てられ、その後、学校で教育を受け、社会からも教育を受ける年齢です。
 それまでの教育でどんな方向にでも進む可能性が高い時で、極めて感受性の高い時ですね。医師や教師などの様に、大学に入学した時に、既に、進む道がほぼ決まった感じになっている人もいますが・・・。
 ところで、各人、この20年間を、どの様に教育すれば一番いいのか、実際の所、誰にも分からないのです。何故なら、時代がどんどん急ピッチで変化していて、この先、どの様な時代になっているのか、誰にも分からないからです。
 それに、今は、100年まで生きる時代になろうとしていますから。そう考えると、この初めの20年間は、後の80年間の為の、精神面でも、体力面でも、その基礎力を培う期間ですね。
 子ども達、この長い夏休みは、年齢にあったもので、 普段できないことをするべきですね。

2)21歳〜40歳
 21歳〜40歳までの人生は、失敗が出来て、次第に骨太の基礎力を確実に作って行く時だと思います。失敗しても、やり直しが効きます。いろんな事にチャレンジ出来る期間です。
 新しい仕事をして行く上で人間的にも成長して行きます。時に、精神的に病んで、仕事がどうしても出来ない人もいますが、それが先々、いい体験になることも多いのです。社会の仕組みを体で体得して行く時です。
 いろいろ体験する中で、生きる上で、「自分の実績」と「人からの信頼」が大切だと悟ってきます。その時の貴重な実体験での人生観が、その後のその人の生き方を大きく決めると思います。長い目で見ると、許される範囲で、いろんな大きな失敗を出来るだけ沢山した方がいいのかも知れません、まだ、人生、半分も過ぎていないのですから。

3)41歳〜60歳
 41歳〜60歳までの人生は、それまでの実績で進んで行くことが理想かも知れませんが、しかし、今の時代は、それがなかなか難しい時代となっています。急にリストラされたり、会社の都合で正規の採用になれなかったり、全く別の職に就いたりとか・・・。しかし、人生に無駄はない訳で、それまでの生き方をそれなりに生かして進むしかありません。多くの人が、体力の衰えを次第に感じて来る時でもあります。
 この期間に、やはり、60歳以後のことも考えて行動するべきだと思っています。今の60歳の多くは、まだ、活躍出来ますから。その時に、仕事以外なことにも、準備しておくべきだと思います。多くの人は、ずっと今までの仕事を続けることは出来ませんから。

4)61歳〜80歳
 60歳(今は65歳前後)〜80歳までの人生は、全く今までとは違った価値感になります。企業戦士であった人は、それなりに、(仕事人間で)失ったものが如何に大きかったかに気が付くこともあります。
 60歳を過ぎても、やる気満々であっても、体が付いて来れないことも多いかと思います。今までの学歴、肩書きが全く関係ない状態に置かれるケースが大部分です。
 この年齢から、新しい仕事や趣味に手を出しても、努力次第でそれなりに出来ますが、やろうとする意欲が低下気味となり、継続が難しくなります。
 まあ、いいや、しなくても、そんなに困らないし、って感じになると、益々、生きる力が衰えて行きます。
 その点、女性の場合は、炊事洗濯や孫の世話など、するべき事が多いので、生きる力がそれなりに維持される傾向にあります。女性同士のお喋りも、盛んですから。

5)81歳〜?!
 どんどん平均寿命が延び、医学が進んでいる時代です。その内、100歳近く生きられる時代になるのも、そう遠くないと思われます。
 あるおばあさんが、朝起きると、「万歳!今日も生きている・・・!」って感じで手を挙げて叫んでいるそうですが・・・?!
 どんなに長生きする人も、誰しも、平均寿命の倍も生きません。QOLを大切にして生きたいですね。歳を取れば、誰しも、いろんな病気になります。そんな病気とも、共存して生きる術を知ることが大切です。
 長生きの秘訣、亡くなる直前まで、することがあるといいとのことですが・・・最後まで、人の為に役に立てる存在であると最高にいいですね。

 「人間、万事塞翁が馬」ですから・・・初めに急ぎ過ぎて、途中でダウンしても困りますし・・・かと言って、多くのことが努力せずして成功することは少ないし・・・不幸にして、20歳までの人生だったり、40歳までの人生だったりすることもありますが・・・その短い期間でも、それなりに充実した人生を送りたいものです。
 失敗を過度に恐れず、鈍感力を鍛えながら、毎日、少しずつでも進化出来てるといいですね。

(平成25年9月6日に記載したものを少し改定しての内容です。)