日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

生き方研究(続・下)・・・

 60歳〜80歳は、別世界に入る人、多いですね。特に、老後生活が安定していると思われる公務員の場合は。ところが、今は、公務員の場合も、次第に状況が変わりつつあります、いや、もう既に変わっています。
 一生が100年あると考えた場合、残りが後40年もあって退職と考えると、生き方、変わらざるを得ないですね。どんな風に生きればいいのか・・・いろんな選択肢があります。
 上から指示通りに動いてきて、それで何とか無難にこなしてきていても・・・ある時から、急に自由が与えられて、自分なりに舵を取って進むとなると、そんなことをあまりしてこなかった場合、悩みますね。
 現に、仕事漬けで来た人、同じ時間に、今までと同じ様に、家を出ないと落ち着かない人、います・・・何をするかですが・・・自分で考えるしないのですが・・・それが出来ない人も現にいる様ですが・・・?!
 退職後でも、○○さんに会わないといけない、今日中に、これからのスケジュールを立てないといけない、今日中に、△△を仕上げないといけないとなると、これを達成する為に頑張れる人、沢山います。ところが、退職後、家でゴロゴロして(←殆どが男性ですが)、家族の人から煙たがられている人、少なからずいるのです。
 人間って、不思議な動物で、他から必要とされていると、頑張る動物なのです。特に、日本人は、定年後も働きたいと思っている人の割合が、他の国よりも、多くなっています。もちろん、60歳過ぎれば、その多くの人は、少なからず病気と共存して生きることになります。そんな状態でも、出来るだけ社会の役に立ちたいと思っている人、多いのです。
 そんな中で、歳を取っての一番の敵は、孤独です。時に、孤独死が問題になっていますが・・・。
 60歳を過ぎれば、肉体的にも精神的にも、20歳の差が出来ます。60歳で、40歳の肉体を持っている人もいれば、もう、80歳の肉体になっている人もいます。80歳過ぎれば、認知症がグッと増えます。その対策も大切です。
 やはり、最後は、愛する人が傍らにいる中で、安らかな気分で、あの世に行きたいものですね。