日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

希少性・・・

 日本の経済界の動きとして、1997年までは、「成長の社会」であったのに、1998年からは、「成熟の社会」になっています。となると、今のままでの教育では、次第に時代遅れになってしまうのでは・・・?!
 今までは、学校の科目が出来ることの能力(情報処理力)が要求されていましたが、今は、それらをつなげる力、応用力(情報編集力)が要求されています。情報処理能力は、AIの方が、優れていますからね。つまり、解答のあるものを素早く出す能力よりも、AIに出来ないこと、つまり、答えのないものにどう対処出来るかが問われる時代になってきているのです。(「正解主義」から、「修正主義」へ)
 「みんな一緒に」の時代から、「それぞれ一人一人」の時代になっています。
 例えば、前は、同じ電話を家族皆が使っていましたね。それが、今は、違いますね。一人一人が、個別に連絡をスマホでしています。それも、いとも簡単に、いつでも、どこにいても。
 現に、私は、ニューヨークの孫と、スマホで、映像で、顔を見ながら、声を聴きながら、時々、話をしています。フェイスブックで、オーストラリアの人、インドネシアの人、タイの人、韓国の人、バングラデシュの人と、連絡を取り合っています。既に、そんな時代になっているのです。
 乗り物にしても、バスや電車に乗って、多くの人が、満員に近い状態で、往復していましたね。しかし、今は、自家用車ですね。それも、1家族が2台あることも、別に、不思議でないですね。
 で、収入はどうなっているのか?これって、実際は、時間給で行かないと意味ないですね。
 で、今の日本、時給800円〜時給8万までの差があります。その差を生み出すのは、何か・・・→それは、「希少性」です。希少性が、ビジネスをする上では、最も大切なのです。
 (以上の内容、藤原和博先生の講演内容を参考にしています。)
 それで思い出すのは、グラッドストーンに行った時に、お世話して頂いた女性の言葉でした・・・→「私の主人、特殊な能力を大学で勉強しているので、(それが出来る人が極めて少ないので、会社からとても重宝がられて、良くしてもらっていて)毎週、ブリスベンを経由して、パースから週末に、飛行機で往復しています。」と。
 パースからブリスベーンまで、凄い距離なのに、休みが充分に取れるので(働く日数が少ないので)、毎週、自宅のグラッドストーンまで帰って、可愛い息子と楽しく遊んでいるのです。私がしてきた生活と、丸っきり反対の生活でした。ホント、驚きましたね。子どもを持つ男親の21世紀の理想像だと思いました。
 ところで、今の日本の(メチャ働いている)研修医の給与、時給にすると、560円って書いたブログがありましたが・・・?!(どこかの小児科の部長も、時間外、何度起こされても、部長手当に含まれているので、何も付かないとか・・・)

https://www.youtube.com/watch?v=5l97M4rUGVA&t=903s
https://www.youtube.com/watch?v=OR4-S0kpbfw
https://www.youtube.com/watch?v=ixJS13y2p4c