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インフルエンザ流行中・・・

 厚生労働省は1月5日、流行期に入ったインフルエンザの患者数が、昨年12月18〜24日の1週間で、1医療機関あたり12・87人だったと発表した。
 注意報レベルの10人を超えたのは、今シーズン初めてで、昨シーズンより2週間ほど早い。
 都道府県別では、宮崎が26・03人で最も多く、長崎25・57人、岡山25・19人、山口22・22人と続き、西日本を中心に流行が広がっている。関東は、埼玉19・57人、東京13・93人、千葉13・01人など。例年、1、2月にピークを迎えるため、今後も増加が予想される。
 厚労省は、約5000の医療機関の患者数を毎週集計している。これを基に推計すると、今回対象となった1週間に全国で約66万人が受診したとみられる。
(以上、インタアーネットより引用)

 12月28日(木)に、急病センターに行き、19:30〜23:00までに、28名来て、その内の3分の2近くが、インフルエンザ(疑いも含む)でした。1月4日(木)に行った時には、18名来て、その内、インフルエンザが14人(疑いも含む)もいました。
 1月4日と5日の勤務先での病院の外来も、インフルエンザが多く、それも、B型がA型よりも多い状態でした。インフルエンザが大流行している中でも、溶連菌やアデノウイルスやRSウイルスなどもあり、忙しさに紛れて、インフルエンザ以外の疾患を見落とさない様にと、慎重に診ています。
 インフルエンザの二峰性の熱で心配して来院するケースもありますし、インフルエンザで、消化器症状を訴えるケースも、しばしばです。
 初めからインフルエンザを疑えば、麻黄湯、又は葛根湯、又は麻黄湯+桂枝湯→柴胡桂枝湯(3日間)を積極的に処方しています。(12時間以内は、検査をしても、陰性の事が多いので・・・)
 先の12月17日(日)の9:00〜18:00までの小児科当番医の時は、76名来て、その内の半数近くが、インフルエンザ(疑いも含む)でした。
 平成30年1月7日(日曜日)の当番医、98番まで受け付けて、96人、診ました。インフルエンザの患者さんが沢山いる中で、痙攣で、県病院に救急車で搬送したり、紹介状を3通書いたり、アデノウイルス(3人)感染症ロタウイルス感染症などもいたりで、ひと時も気が抜けない状態でしたが、12時半から昼食を15分間取り、18時ちょっと過ぎに、無事に終わりました。