日本の心・さいき

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当番医・・・

 7月22日(日)は、勤務の病院の小児科の当番医でした。
 朝、8:45から、既に、患者さんがいたので、始めました。13:10まで、ノンステップ状態で、60人近く、診ました。それから、30分、昼食時間を摂って、再び、18:00まで診療しました。
 午後は、予想に反して、ゆっくりしていました。
 県病院に、午前中、けいれんで一人、肺炎で一人、紹介状を書いて送りました。点滴を6人しました。その内の二人は、午後から来た14歳の男の子の熱中症でした。その内の一人は、18:00前に来て、18:50まで点滴をして、経過を見ました。幸いに、来た時、元気なくて、手足がしびれていたと言っていましたが、300ml点滴すると、スッカリ、元気になって帰りました。
 今の多い疾患としては、RSウイルス感染症(昨年同様に多いです)、エンテロウイルスによる下痢(多いです。ノロやロタは、殆どないですが)、手足口病(下火になりつつありますが、まだあります)、ヘルパンギーナ(出始めです。今から多くなりそうですが)、ウイルス性発疹症(手足口病ではない発疹で、しばしば)、アデノウイルス感染症、虫刺症(伝染性膿痂疹)、気管支喘息など。
 思ったほど多くなくて、総数85名でしたが、2名キャンセルで、実質83名でした。
 それから、テクテク歩いて、病院を出ました。長女の家族3人と次女の家族2人と家内がいるレストランに遅れて行って、夕食を摂りました。食事開始時刻に1時間ほど間に合わなくて、遅れて食事をしましたが・・・昔は、入院を持って、独りで頑張っていた関係で、予定の食事に全くありつけないことが多かったですね。
 お産とか、小児のけいれんや喘息発作、待てないことがあり、それも、独りでの小児科医となると、大変でした。幸い、今は、新生児は、産科の先生からもフォローしてもらえますし、子どもは、外来だけで、入院させてないので、その点、楽なのですが、紹介を受け入れている病院(県病院)は、それなりに、大変ですね。
 小児救急医療は、今は、もう、独りが超人的に頑張る時代でなく、長続き出来る様に、医療機関同士が協力し合い、又、患者さんにも、それなりに協力してもらっての時代ですね。
 延岡の場合は、それなりに充実していて、日祝日は、9:00〜18:00までは、当番医が受け付けています(小児科の場合は、日向までを含めて)。それ以後は、19:30〜23:00まで、急病センターが受け付けています。もしも、入院が必要な場合、県病院(宮崎県立延岡病院)に紹介する形となっています。
 しかし、小児科開業医や産婦人科開業医の高齢化などで、これがいつまで可能なのか、いささか不安になりますが・・・?!