日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

看護学校講義・・・

 平成29年1月13日(金)の14:50〜16:30までの100分間(途中で5分間休んで、その時、いつものストレッチ体操をしましたが)、(上天草総合病院の敷地内に)新しく出来た5階建ての看護専門学校に行きました。
 まず、正面の玄関の入口から入ろうとすると、自動ドアが開かない。で、インターフォンを押すと、開けてくれました。凄いですね、セキュリティーが。
 で、1階にある2年生の教室で、産科の新生児正常編の講義をしました。
 驚きました。メチャ設備がいい。良過ぎますね。
 マイクの通りが実にいい、パワーポイントの映像がきれい、黒板が広い。書く時も、今までのチョークでないので、手が汚れない。それに、教室が広い。
 講義内容で・・・→今、医療水準の指標とされる次の3つのものを見ると・・・→周産期死亡率は、約4(3.7)、新生児死亡率は、約1(0.9)、乳児死亡率は、約2(1.9)となっています。(国試用に、1、2、4と、まず覚える様に言っていますが・・・)
 つまり、500人産まれて、1歳の誕生日になるまでに、1人、已む無く亡くなることになります(先天異常など、全てを含んでいますので、どんなに頑張っても、0にはなりませんが)。それも、1億2000万人の人口で、県別に見ても、大きな差はありません。素晴らしいと思います。世界トップクラスですね(それに携わっているスタッフの数、先進国の中では、少ない方なんですが・・・)。
 講義中、眠たそうな人がいると、「これは、試験に出しますから・・・」とか、「これは、国家試験に出たので、しっかり覚えて・・・」と言います。すると、条件反射的に、生徒の眼が輝いてくる感じがなきにしもあらずって感じですが・・・?!
 産科の新生児は、正常編と異常編とそれぞれ1回ずつで、計2回で終わります。ページ数が多く(今回は、254ページ〜283ページまで)、特急列車って感じでドンドン進み、最後は、20問の試験をして、その解説もして、終わりました。
 疲れましたが、いい気分になりました。
 次の異常編は、2月17日(金)となっています。楽しみです。