日本の心・さいき

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台風15号通過・・・

 猛烈台風15号が、私が住んでいる市営アパートの上を通過して行きました。台風の目に入った時は、嘘みたいに静かでした。940ヘクトパスカル、風速40メートル、やはり、今回の台風は、凄かったです。部屋の窓ガラス(前もって透明テープ貼っていましたが)、壊れそうで、怖かったです。
 深夜の3時から起きていました。電気が付いたり消えたりして、5時過ぎからずっと停電で、それが、何と、その日の19:50までも続きました。
 病院に行くと、ここもやはり停電でした。外来も暗くて、検査も充分に出来なくて、それでも、救急車が来ていましたが・・・。
 病院の周りを見ると、漁船が転覆していました。職員の駐車場に停めていた車のガラスが割れていました、それも10台以上が、皆左側だけ(その方向への台風による強い風のせいで)。
 大きな木が道路上に倒れたり、家が壊れたりと、それから、いろんな被害報告をどんどん耳にしました。私の部屋のベランダでは、隣の家と遮られている壁が、無残にも、完全に破壊されていました。
 この日(8月25日、火)、小児科外来では、停電の為に、診療出来なくて、救急外来や内科外来で診療しました。誰も来ないかなと思っていましたが・・・午前中に3人、午後の予防接種に5人、夕診に1人来ました(家が停電でいいつもの吸入が出来ないとのことで)。
 i-phoneも使えず、利用したのは、ラジカセでした。電池を入れて、ラジオで情報を得ました。で、いつもは感謝することのない電気の有難さや水の有難さが充分に身に沁みました。それに、ラジオの良さも再認識しました。
 で、今回、ラジオを聴いていて、初めて知ったことがありました。それは、台風15号が私が住む島を通過した時(天草の上島と下島)、九州上陸とは決して言わなかったことです。上陸ではなく、通過と言うんですね。1492年のコロンブスアメリカ発見も、今では、アメリカ上陸と言うべきだとか・・・。

 で、この間、いろんな事を考えました・・・→
 もしも、6階建ての私の勤務している病院がなかったら、自分の住んでいるアパートの窓ガラス、かなり壊れていたのでは・・・?!
 と言うのも、以前、病院を新しく建て替えた時、台風で、実際に、海に面した病院の窓ガラスが何カ所も割れて(小児科外来も)、大変な事になっていました。それを教訓に、ガラスを網の入ったのに変え、又、病院の前の海に、病院の建物と平行にブロックを積みました。で、それ以後、その被害がなくなっています。
 それと、私の(3階の)部屋のベランダの隣との境の壁の(数多くの)破片、幸いに下に落ちてなかったのですが・・・→この理由として、ハト対策で、網を張っていた為です。これも、今になって思えば、ハトに感謝ですね?!
 私の場合、車ないので、車の心配しなくて済みました。医局の2人のドクターが、(車の破損で)落ち込んでいました・・・。