日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

焦 り・・・?!

 「割烹着の理系女子、将来は、ノーベル賞候補では・・・」、って感じで多くのマスコミが持ち上げて、注目を浴びていた「小保方(おぼかた)晴子さん(30)」でしたが・・・→自体は一変して、今は、非難の的になっていますが・・・。(とても残念なことですが・・・)
 いろんな見方があると思いますが・・・私なりに考えるのに、やはり、研究者の焦り過ぎだったのではないでしょうか・・・。 
 時間内に何らかの成果がなければ、生活もままらないって感じになっていれば(かどうか定かでありませんが・・・)、焦るあまりに、してはいけない倫理観も薄れて、思わぬ展開になって・・・しかも、周りから(まだ、自分で確信が持てていないのに)持ち上げられて、そのまま、深く考察も確認もすることなく、ズルズルっと行ってしまって、マスコミの注目を浴び・・・そして、最後は、どん底に落とされるって感じになって・・・。
 ノーベル賞受賞の山中伸弥先生が、「それまでに同じ様な研究を多くの研究者が時間と労力とお金を掛けてしていて、たまたま運良く、私の研究が当たっただけで・・・」って感じで、謙虚に話されていた事が思い出されますが・・・。
 医師免許を持っているドクターで、薄給で、バイトもしながら、研究をしているケースが多々あります。それも、1〜2年間だけでなく、かなり長い期間・・・それで思った様に、いい結果が出ればいいと思うのですが・・・データがこうであればいいのになあと思って、疲れ切った状態で実験しているケースもあると思うのですが(←私は、本格的なリサーチは、全くしてないので、その気持ちになることが出来ませんが)・・・そんな時・・・?!
 山中先生の「たまたま運良く当たっただけ・・・」って感じの言葉の意味の深さがよく理解出来ます。
 薬品会社の薬の研究では、薬品会社にとってマイナスの内容を出すと、大学人にお金が入らないと言った話も耳にすることがあります。やはり、研究者の経済的な問題から変えていかないと、同じ様な問題が又起きるかも知れません。
 文句の付け様のない程の、しっかりした立派な博士論文もあるのですが・・・公の他の組織を介しての判断で授与されているのでしたらいいのですが・・・狭い範囲で、よく論文内容を吟味しないで、授与されているとなると、問題ですね。同じ様なケースが、他にないことを祈ります。