日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

つれづれなるままに(6)

  「つれづれなるままに(6)、努力は、報われないこともある」

 勝って、雄叫びを上げる選手がいる一方で、負けて、涙している選手もいる。勝負の世界は、残酷で、共産圏だと、それで老後の年金の金額が決まったりするとか・・・(?!)。更には、ある国の出身者では、一家族どころか、大家族の生活が掛かっている場合もある・・・。
 かなり前の話ですが、野球の王選手のことで、考えさせられた話があります。かって、ホームラン王として、巨人の王は、注目されていましたが・・・。
 ホームランを打って、手を挙げて、喜びを出して、回っていましたが・・・(確か、王選手の父親だったか兄弟だったか←記憶が定かでありませんが)次の様に言われました。「打たれた投手のことを考えたことがあるか・・・」と。そう言われてから、王選手、慎ましやかに回ることにしたとか・・・。
 ある中学の校長だった人が、次の様に言われました・・・「いや、生徒に、頑張れ、負けるな、勝つんだ・・・って感じで、長いこと、指導していました。それが、私の息子が、大学受験に落ちて浪人し、それで、考え方が少し変わりました。勝負の世界では、どんなに頑張っても、勝てないこと、落ちること、あるので・・・」と。
 ノーベル賞を取った人の中に、いろんな人がいます。特許の関係で、裁判沙汰にしている人、全く、特許なしにして、誰でも使える様にしている人、いろいろです。
 山中先生は、ノーベル賞を取った直後のインタビューで、「私の場合は、たまたま、もらえただけです。多くの人が、日夜、頑張っていて、たまたま、運良く、私に順番が来ただけです・・・」ってことを言い、若い研究者の経済的な面を支える為に、努力しています。やっていることが、ノーベル賞級ですね。
 おもてなしの日本と言われますが、今回のオリンピック、どうでしょうか?

*写真は、令和3年7月27日の夕方に、トキワインダストリーからの帰りに、城山の方を撮ったものです。

(令和3年7月28日、記載)

 

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