日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

9連休の統計・・・


 平成25年12月28日(土)〜1月5日(日)までの9連休での上天草市立上天草総合病院の小児科外来に、総計126人来院しました。
 9連休の間、当院小児科では、小児科医により毎日時間を決めて診療してしていることを公にしてなかったのですが・・・→いないと思って来なかったり、他の医療機関に救急で行ったりして・・・こじれた感じのケースも少なからずありました。
 来年も、12月27日(土)〜1月4日(日)まで、9連休となっています。小児科の資源は限られているので、どうしたらいいのか、難しいところですね・・・?!

「平成25年12月27日〜平成26年1月5日までに126名来院」 
12月28日(土)・・・11名
12月29日(日)・・・・4名
12月30日(月)・・・20名
12月31日(火)・・・14名
1月1日(水)・・・・・18名
1月2日(木)・・・・・23名
1月3日(金)・・・・・10名
1月4日(土)・・・・・19名
1月5日(日)・・・・・・7名

 小児の救急医療は、私が医師になる前からずっと問題視されてきています。集約化や機能分化で、上手く行くかに思えましたが、個々のケースでは、今も、問題山積状態です。
 ここでどうしても言いたいことがあります、それは、小児科医だけでは、小児のいい医療は出来ないと言うことです。「多くの人の理解と協力」がどうしても必要なのです。
 今の私を例に取ると・・・
1、点滴をナースがしてくれます。(ベテランナースが手際よくしてくれます。外来での大きな子のインフルエンザ検査などもしばしば・・・)
2、当直のドクターが、私が決めた時間(帯)以外は、小児を診てくれます。当直医からの私へのコールは時にありますが、1カ月に1(〜2)回程度です。
3、(小児科医私独りなので小児科の)入院を持っていません。(新生児・未熟児の当院出生の入院は、軽度のケースは、受け持っていますが・・・)
4、いざと言う時、24時間365日、「天草地域医療センター」(時に日赤)が紹介を快良く引き受けてくれます。
5、9年目にもなると、患者さん側が、時間外、ドクターが決めた時間(帯)に来院するケースが殆どです。(前もって患者さん側から電話があって来院することが殆どですが、知らないと、そのまま来るケースも・・・)

 1〜5の様に、多くの人の御理解と支えがあるからこそ、小児科医独りで出来ることなのです!ありがとうございます。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20140104/1