日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

スペック・・・

 「スペック」と言う言葉、もともとはコンピューター用語で「パソコンの仕様=どんなパーツや組み合わせで構成されているか」という意味らしいのですが、今では、韓国の若者の間で、人の身体的特徴、趣味、学歴、仕事などの階級を表す言葉として、頻回にスペックなる言葉が使われているようですが・・・?!
 「スペック」、日本語では、「性能」と訳されているのですが・・・これを良くする為に、韓国の大学生が、今、一生懸命に努力しているとか・・・→
 昨晩(5月10日)、NHK教育の「ソウル白熱教室」で、ソウル大学の人気教授「キム・ナンド」氏が、就職活動で苦闘する若者に向けての講義(4回の内の今回は、1回目)をしていましたが・・・
 →韓国では、今、日本以上に就職難で(←円安で、今後益々?!)、大学を卒業しても57万人もが、更には、就職難の為に大学を卒業しない大学生が100万人もいるそうですが・・・更には、大学生の悩みは、名門大学生もそうでない大学生も、調査の結果、殆ど同じで差がなかったとか・・・?!
 日本と同じ様に、卒後の公務員人気が高くなっていて・・・就職浪人は、塾などへ行って、就職に有利な様に、一生懸命に「スペック」に磨きをかけているとか・・・?!
 それまでは、就職するのに、「学歴」「成績」「英語力」の3つが大切と言われていたのに、今は、「資格」「ボランティア経験」「企業実習(インターン)」「受賞歴」「留学歴」「外見」なども必要と思われて、それを次々と獲得する為に一生懸命だとか・・・?!
 「キム・ナンド」氏は、そんな状況下のソウル大学生の前で、次の様に言われていました・・・「時計より羅針盤を見て欲しい、更には、羅針盤よりも鏡で他人でなく自分をしっかりと見て欲しい」・・・と。
 ・・・(以下その内容ですが、私見も少し含みますが・・・)人生はマラソンによく例えられますが、10台のハードルを越えてゴールするようなもので、初めの1台や2台を上手くクリアー出来ても、最後まで、それが出来るとは限りませんね・・・人生も同じで、最初の段階で全てが決まる訳ではないのです、人生は永いのです、時間(時計)を気にすることはありません(時には、途中から出発することも出来ます!)・・・
 時間よりももっと大切なものがあります→それは、(羅針盤で)自分の進むべき方向に行っているかどうかを常に確かめることです・・・時々、目先の事で一生懸命になって、本来の方向と違った方向に進んでいることがありますが・・・
 その羅針盤よりももっと大切にしてもらいたいものがあります→それは、鏡です・・・かけがいのない自分と言う人間を客観的に見れる習慣を身に付けて欲しいのです、常に、自分を見失わないことです、自分がどんな人間なのか、自分が今から本当にしたいことは何なのか、自分は一体どんな人間になりたいのか、自分と社会とは、今からどう関わって行きたいのか・・・一人一人皆違います!・・・他人と比較する前に、まず、自分をしっかりと見詰めて、自分自身をまず知ることですね、それが大切で、他人と比較ばかりしていては、自分をしっかりと見れなくなってしまいますね・・。
 そうですね、永い人生、皆価値観が違いますし、どの道に進んでも、悩みは尽きませんが、落ち込んでも、それから這い上がる道は、確かに、ありますね、特に、日本では・・・?!

http://www.youtube.com/watch?v=tn3VZ2j_WWU(←キム・ナント教授の講演内容)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%AD%E5%AE%9F%E9%A8%93(←マシュマロ実験)