日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

記 憶・・・

 5月13日(火)の夜の民放のテレビで、脳科学者の「茂木健一郎」さんが、予備校講師の「林修」先生の前で、「記憶」に付いて話をされていましたが・・・→
 何でも、ロンドンのタクシーの運転手さんの「海馬」は、大きいとのことで・・・→複雑な道を幾通りも思えていないといけないので、その結果、記憶に関する海馬が発達したとのこと・・・?!
 脳は、歳を取っても、どんどん鍛えて行けば、それなりに海馬が大きくなるらしいのですが・・・楽器を弾くことを仕事にしている人の場合、脳の聴覚領域が広くなったり、使う指が投射する脳の部位が広くなったり、小脳が大きくなったりしているそうですが(←ギャノングの生理学の本によれば)・・・?!
 歳を取れば取るほど、いろんなことを経験しているので、側頭葉に入れている記憶量が多いはずで・・・そこから、(意欲を司る)前頭葉が上手く引き出すことが出来さえすれば・・・→「記憶」×「「意欲」=「創造性」となって・・・意欲のあるお爺さんは、最強となるとか・・・?!
 脳の老化を防ぐために、次の3つのことを強調されていました。
1、雑談を楽しむ。
 講義中、雑談を喜ぶ生徒は、伸びる生徒で、いやがる生徒は、イエローカードの生徒では?
2、アウェイ(未体験)に挑戦する。
 チャレンジ精神がいくつになっても大切です。
3、ど忘(物忘れ)をしつこく思い出す。
 ど忘れは、側頭葉と前頭葉の連絡を強固にするいい機会で・・・思い出せると、ドーパミンが出て、快感を味わったり、セロトニンが出て、幸福感に浸ったりすることになる。
 又、忘れない様にするには、次の3つのことを強調されていました。
1、睡眠をしっかりと取ることが大切・・・「レム睡眠」が記憶に深く関係している。
2、情報を出す・・・「アウトプット」が大切で、他人に話すと記憶が強固になる。
3、環境を選ぶ・・・心地よいノイズが大切で、最適な環境は人それぞれ。
 15〜30分間の仮眠も大切で(ある進学高校では、昼休みに、それを実施している・・・)すが・・・私が思うに、忘れることを恐れずに、完全に忘れてしまう前に、時々、反復することが大切ですね。それに、楽しみながら(←扁桃核を刺激しながら)覚えると、永いこと覚えていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%E8%A8%98%E6%86%B6(←エピソード記憶