日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

多様化の時代・・・

 東京大学京都大学が、2.016年から、それぞれ推薦入学、「特色入試」を採り入れるとのことですが・・・日本の頂点にある両大学が、同じ時期に、同じように入試を変えると言うことは、今の入試制度の深刻さを示していると思われます・・・?!
 両大学は、現在の入試制度で最も優秀な入学者を選抜して、国際的にも通じる人材を沢山輩出する存在であるべきと思いますが・・・?!(←東大が国からもらうお金は、他の大学と比べると、驚くほど多いのですが・・・)
 今のこのグローバルな時代に、大学入試の在り方が殆ど変えられなくて、今に至っています。一般入試だけでは見抜けない才能や能力や、時間を掛けて答えのない問題に挑戦して解決していく能力となると・・・今の入試制度では、限界がありますね・・・?!
 これだけ生き方が多様化した時代、一度だけの入学試験で、先々まで決めてしまおうとすること自体が、もう、今の時代に合いませんね・・・?!
 「天才と呼ばれた子どもたちは、大人になって幸せになったのだろうか」「開成、灘、筑駒卒業後30年後の神童たち」との(週刊現代の5月11日・18日号の)内容がありました。
 →開成高校灘高校筑波大附属駒場高校の3校だけで、約3.000人の東大新入生に対して、毎年350人以上(多い時には、400人近く)も占めています(8分の1以上)。
 筑駒は官僚が多く、灘は医師が多く、開成は、大企業の社員が多いと言うデータがあります。鹿児島のラサール高校では、半分ほどが医学部を受けるとか・・・灘だと、東大と医学部で、それぞれ約半分ずつだとか?!
 アメリカだと、ハーバード大学などの有名大学を出た人の多くは、在学中に人脈を作り、大学卒業後は、会社を新たに設立して、いろんな事に挑戦していますね・・・?!
 今の様なグローバル化した時代、海外の大学に進学する道もいいのではないかと思いますが・・・?!
 周りをよく見てみると、人間、平坦な道よりも、凸凹道で、時々回り道をしてきた人の方が、そして、小さい時からいろんな体験やいろんなタイプの人と接触してきた人の方が、先々、幸せになっている気がしてなりません・・・?!
 人生、80年余で、永いですから(←100歳近くまでアクティブに生きている人もいますが・・・)・・・?!

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